大雪の降ったあとの奥高尾
陣馬山から景信山を歩いてきました。
奥高尾は、ここ数年で最高の積雪だろう。
2018年1月下旬に関東地方を通過した南岸低気圧の影響だ。
2014年にも大雪が降り、陣馬山で雪遊びをした。
都心では楽しむことのできない遊びを楽しむ。
そのときは、平日にこっそりといって、ふかふかの雪に人の形の寝床を作って昼寝した。
大の字になってしばらく空を見上げながら寝ていた。
気持ちの安らぐ時間が流れる。
静かな風の音と、時折、聞こえるハイカーの話し声。
2018年、またまたそんな心地より時間が味わえると思って、眠い目を擦っていってきました。
前日は、杓子山へ行っていたので、23時頃帰宅。
そこから、後片付けと準備を始める。
杓子山で靴はビチョビチョにやられているので、同じ靴のサブを棚から引っ張り出す。
同じシューズを気に入っていて、2足同じものを持っている。
そして、必要なものを揃えて、翌日、一緒に歩くメンツのLINEに「遅刻したらごめん、先に謝っておく」と予防線を張り1時頃就寝。
午前6時頃、目が覚める。
おっと、これは予想外に良い目覚め。
張り切って奥高尾で遊ぼうと電車に駆け込む
移動中、globeの曲を聴きながら、
「小室さん、引退なんてする必要ないよ。」
「またいい曲を聞かせてほしい」とぶつぶつと呟きながらテンションを揚げる。
高尾駅に8時40分待ち合わせのところ、8時20分に到着。
コンビニで、必要なものを仕入れて合流。
ちなみに、ここへのアクセスは、新宿から約1時間弱くらいのJR高尾駅か京王線高尾駅へ。JR高尾駅北口からバスで「陣馬高原下(終点)」行きへ乗ります。
高尾駅から、バスで陣馬高原下へ向かう。
バス停には10名ほどしか並んでいなかった。
なんでこんなに珍しいときに山へ来ないんだろう。
ちょっと肩透かしだった。
陣馬高原下のバス停へ到着。
バスを降りるとやっぱり寒い。外気温氷点下3℃程。
ここで、昨日の反省を踏まえてゲーターをつける。
これが後々とても役に立った。
新ハイキングコースへは進まず、林道を和田峠へとあがる。
道路の雪は殆ど除雪されていた。
それでも車用のゲートは閉じられていました。
和田峠まで来ると、一面、雪景色へ変わる。
駐車場は、まだ誰も足を踏み入れていない、ふかふかの雪がそのまま。
そこをダッシュして駆けずり回わると気持ちがいい。
ここで、チェーンスパイクを付けてハイクアップ。
和田峠から陣馬山までの上りも、結構歩きやすい道だ。
ちょっと登って、横へ進む。これを数度繰り返す。
そんな感じを30分ほど楽しむと、陣馬山の山頂へつく。
どどーんと例のブツが鎮座する。
山小屋は、清水茶屋だけが営業していた。
他の小山閉まっていた。
みなさん、これが陣馬山名物の「ぶつ」です。
すごいでしょ。
山頂で、ちょっと休憩してから先ヘ進む。
今日は、あくまでお茶会とお風呂とお酒が目的。
陣馬山でこんなに雪が積もるなんて、この先もしばらくないんだろうな。
ほんとに奥高尾かと思うほど、良質なスノートレイル。
歩いていて気持ちがいい。
雪に靴が接地する感触がたまらない。サク。サク。っといい音。
昨年かな。一部、森林が伐採されて開けた場所がある。
ここだけ、雪解けが進んでいた。やはり太陽の熱ってすごいな。
所々で、いい塩梅の坂を見つけて楽しむ。
やっと本日の宴会会場が見えてきた。
ここへくるまでも、なかなかの雪道だった。
ここで、こんなに雪があるなんて凄い。
しかも、人があまり触れていないきれいな雪。
この日の天気予報は曇りだったけど、大きくハズレて晴れました。
景信山からは、都心方面がよく見えた。
やっぱり雪を求めてやってくる人はいる。
私達の他に数組、お昼をとっていた。
雪に埋まっているテーブルとベンチが印象的だ。
さてさて、本日のご飯も、昨日に続き
「ホルモン鍋」
またかよっ!と思ったかもしれませんが、またです。
2つ買っていたので、2個目を投入しました。
というより、昨日食べて美味しかったからまた食べたかった。
それに、昨日は卵を忘れたので完成とまではいえないしね。
今朝、高尾駅近くのコンビニで”生たまご”をしっかり買ってきて、ザックの中へ忍ばせていた。
ほれっ。投入!
きたきたきた〜!
これ、ほんとに美味いです。
ぜひ真似してほしい。
ホルモンだけジップロックに入れていって、自前のクッカーで戻すのもOK
ちょっと具がほしければ、コンビニでネギとか買って入れればなお良し。
この日は前日と違い電車なので”ビール”いけちゃう。
美味すぎる。
ちなみに、私は、冬季のバーナーはオプティマスの”Vega(ベガ)"を使っています。
これ液出しのできるスグレモノ。しかも五徳のラインがとても綺麗。
どうしても冷え込む冬季は、通常のガス缶だと燃焼が不十分になる。
お湯を沸かすのにも、かなり差が出る。
プリムスのバナーだと冬季用のガスを使ってなんとかだろう。
あと、なにより分離式のバーナーって鍋にもってこい。
これは重心が低いのでひっくり返す心配も低いです。
このVegaは、日本国内未発売ですが、アマゾンで買えます。
おすすめです。
寒い中、ホルモン鍋とBEERを堪能して、
次の目的地高尾の”ふろッぴィ”へ向かうため下山開始。
小仏バス停へ降ります。
この道も、そこそこ雪が積もっていた。
はい。無事下山。
ここでチェーンスパイクなどを外して、道路をバス停へ向かう。
ちょうど、バスの発車時間ちかくですんなりと乗れた。
高尾駅に着いて北口から140円の入場券を買って南口へ。
ほんとこれ不便すぎる。
なんとかなりませんかJRさんと京王さん。
南口で、ふろっぴィの送迎バスを待つ。
30分間隔で迎えにきてくれます。
八王子近くに住んでいる人は知ってると思うけど、”ふろっぴィ”というバブルの匂いのする温泉施設があるんです。
私自身は、高尾山口にある極楽湯よりもこちらのふろっぴィが好きかも。
ふろっぴィで、サウナに入り、昨日、無かった水風呂へ。
うぅ〜ん。やっぱり交換浴はいい。最高です。
気持ちよく出てきて、高尾駅前の居酒屋でささっと呑む。
ええ1日でした。
土曜日は杓子山へ、
日曜日は奥高尾と、
忙しかった週末ですが、とても充実した時間を過ごせました。
お陰で、週明けに風邪をひきましたが。
改めて思った。
”山”っていい趣味だな。
朝早くから起きて、
日中、身体を使って汗をかいて、
気持ちのいい温泉に入って、
美味しいご飯を頬張る。
そして至上のビールを呑む。
疲れて”あっ”という間に眠りへつく。
あっという間に1日が終わる。


