奥多摩の山歩き二日目。
奥多摩小屋から、雲取山山頂を経て、三峰口へ 

Day1
Day2

昨夜は、星空の写真撮影を行い終わって寝たら、夜中に凄まじい風が吹きつけてきた。
テントが飛ばされそうなほどの強風だった。かなりガッチリと全方位でペグダウンして大正解だったとシュラフに包まれながら思った。全てを閉めきったトレックライズ1の室内がグッと横移動しそうなほどの圧が度々襲いかってくる。

深夜から朝にかけて、風に煽られたテント側面生地がシュラフに迫ってくる。風のない普段なら、なにも考えずに問題もなく寝れるのに、強風時にはテント内で寝るポジションを選ばなければいけなかったと後々反省した。中央にしておけばよかったな。

風が吹き、テントが揺れるたびに寒さを感じる。
筆者の使っているシュラフはナンガのオーロラライト600DXなので、そこそこ寒さに耐えれるはずだったしダウンに足を突っ込んでシュラフに入っていた。寝るときのスタイルだが、この日もいつもの寝巻きがわりのibexのウーリーズ1上下のみで寝るスタイルをとった。ただ、失敗だったのはソックスを脱いで素足になったこと。ダウンに足を突っ込んでいても思いの外足が冷えた。次回からはソックスを履いたまま寝ようと反省。朝起きてソックスを履いたら、とても暖かかったよ。

深夜、外気温が氷点下10度をちょっと下回ったと思うが、テント内は結露なし。若干、シュラフの口元が湿っていたようにも感じられたが、帰って確認したけど湿っているというよりもシュラフ全体が水分吸ったような感じだった。オーロラライトは防水生地なので濡れは心配してしなくていいはずなんだけど、念のために確認した。

ナンガ社のシュラフって、直接買うと結構お高いが、他店とコラボした商品はお得に買える。よく知られているのが山渓オンラインとナチュラム。この2社とのコラボシュラフは安い。
筆者も当初は山渓オンラインとのコラボオーロラ600DXと450DXとで検討していた。でも、ある日見つけてしまった。オーロラライトでお買い得なシュラフを。なんとさかいやスポーツとのコラボシュラフがあった。しかもライトの方で31%オフだった。

今日(2017/12/25)時点でこのお値段だ。普通に買うよりはるかにお得。
メーカー正規品との違いはカラーのみだそうです。

さかいやスポーツ×ナンガの"オーロラライト"
350DX   23800円
450DX   26380円
600DX   33264円

山渓オンライン×ナンガの"オーロラ"
280DX 16800円
450DX 24800円
600DX 28594円

”オーロラ"と"オーロラライト"の違いは、足元の立体性と生地にあるようです。
両者とも防水生地でシュラフカバー要らずなんですが、使っている糸の太さの違いですね。
前者が40Dの後者が20Dだったような気がします。
よりコンパクトになるのはオーロロラライトの方なのでこちらを買いました。

筆者のスリーシーズン用シュラフはモンベル800#3なんですが、このナンガのこのシュラフも大変満足です。いい買い物をしたなと思います。もしシュラフを検討中の方がいたらご参考に。


さてさて、当初、二日目は朝5時起きのつもりでいた。
しかし、目覚ましで起きてみると、風の音が凄い。それに寒い。

 

これは、テントの撤収ができないと思い、またシュラフに潜り込む。
このやり取りを2回ほど行い、7時ごろに流石に起きることにした。
そのとき、「いい時間になってしまったので、このまま山頂踏まずに帰ろうかな。」
と少し考えた。

でも、それをやってしまうと、とてもつまらない日になってしまう。
ちょっと遅い時間からのスタートだけど、予定通り、三峰方面へいこうと決心する。


この日は、ほんとに寒かった。
飲もうとした水も凍っていた。


8時ちょっとに、やっと出発。

このハイクは、山と道のONEを背負って歩いた。
最近のテント泊のときの相棒だ。
背面のポケットが自分にはとても使いやすい。
テント周りのものは大きなポケットへ入れ、
小物類は上のポケットへしまうスタイルが自分には合っている。


この朝、ブログ"u n l i m i t e d"の中の人"まささん"とお会いすることができた。

筆者が山歩きを初めて、ULギアなどに興味を持ち始めた頃から、いつも読んでいたブログなので、一言二言だがお話できてとても光栄でした。もっと暖かいときにまたお会いできたら、じっくりお話ししてみたい。

この日のまささんのブログを読んでみると、あれれ。同じコンディションのはずなに、筆者は、けっこう寒く感じた。一方、まささんは450DXでも余裕だったみたいなので、筆者は根性が足りなかったと反省した。あれくらいで寒いとは言ってはいけないのかもしれない。めちゃ寒かったけど。

また、奥多摩小屋へ伺ったタイミングの違いで、これでもかといった違いが。
筆者がいったときは、若いお兄さんでした。ちょうど宿泊のおじさん三名が宿台帳へ記帳しているところで、暫くうしろで待って様子を見ていました。すると、小屋番のお兄さんは、おじさんに聞かれないと答えない頼りない感じ。「荷物はどこへ置けばいい?自炊はどこですればいい?どこで寝るの?」など大切なことを一切説明せず聞かれてから答えるありさまでした。まささんのブログに書かれているような親切な説明とは正反対のまさにクレームが来そうな感じの対応でした。

筆者も数度しか、奥多摩小屋のテント場へ伺ったことはありませんが、水場やトイレについて説明を受けた記憶なんてない。いつもテント代500円とビール代500の1000円払って出ていくだけ。そういうものだと疑いもなく思っていた。まささんの指摘を読んで、改めて考えると確かにダメな感じだなと思いました。昔は違ったのかな?その辺は分かりませんが、現状がよろしくないのは確かですね。


では、雲取山の山頂へ出発です。
この日、朝の富士山は、とても綺麗に見えました。
青い空が、どーんと広がっていた。
これだから冬の山は好きです。空気の澄み切った感じがいい。


小雲取を超えて、山頂が近づいてきた。
避難小屋が目視できるようになると、「ああ、山頂だなぁ」と思いはじめる。

今年の1月に、この場所にデニム姿でスニーカーの白人の外国人の方がテントを張っていたのをとてもよく覚えている。ガシガシ進んでく彼らの凄さに度肝を抜かれた。なお、もちろん一面雪化粧の雲取山で、普通の人はアイゼン等をつけている。ほんと凄いよね。


山頂へ到着。
富士山を眺めてみる。
しっかり見える。


このモニュメント、なんと石ではなくプラスチックらしい。
確認するのを忘れてしまったのが悔やまれる。


避難小屋の中では、みなさん、休憩して暖かい物をつくっていた。
また、別に触れますが、この避難小屋って作ったの失敗だよね。
ここにこれほどの施設は要らないし、トイレだって水場がないとこに作っちゃダメらしい。
ここも奥多摩小屋が再建されない原因の一つと感じました。
おじさんたちの良い無料宿泊施設と化しているだけ。


小屋内でも4度くらいですかね。
外は氷点下でした。

山頂にいるとき、パラパラと雪が降り始めました。

昨夜、もしかしたら雪になるかもしれないとは思っていましたが、予想がはずれて安堵して居たら、なんと10時近くなってから降り始めました。

はじめはパラパラと。


この日、初めて山頂より埼玉県側へ足を進めます。
知らない道を歩くときは楽しい。わくわくしますね。


山頂から少し下ると「あれっ。雪がけっこうあるじゃん」
そう、山頂の手前と向こう側で大違いでした。


山頂から埼玉県側は、道に雪が積もっていった。
まあまあといった感じ。まだアイゼンは要らないけど、凍結したら間違いなく滑る感じ。


加えて、雪がけっこう降って来ました。


雲取山荘に着く頃には、視界は雪一色になった。
山荘前も、この数十分のうちに降った雪があっという間に積もっている。


はじめて雲取山荘へきた。
こんな感じなんだぁと、周囲を散策する。
筆者以外に人影はない。




せっかくなので、小屋の中へはいってコーラを購入。
雪が降っていても美味い。


ちょっと時間に余裕がないので、足早に先をいそぐ。
三峯神社からバスで鉄道まで移動したいので、終始、バスの時間を気にしながら歩く。


しばらく、雪道がつづきました。
チェーンスパイクを持参はしていますが、めんどうなので履きません。


あらら。廃屋がある。
なんか寂しいね。
過去にここを使っていたときがあったと想像すると。
❇︎後に気付いたが、ここがかつて”雲取ヒュッテ”と言われていた小屋かもしれない。


さきに進む。
鴨沢側と違う、いかにも秩父っていう感じの山道がつづく。


山頂を超えてから、空模様は終始怪しい。
しばらく、雪が降っていた。かなり寒い。
歩いていると、どんどん身体の末端の体温が下がっていく感じがした。


どんどん先へ進みます。


白岩小屋?
地図上には、小屋として表記されているけど廃屋じゃん。
山と渓谷社さん、これいつまで小屋表記に放置するんですか?
テン場の表記もあるけど、管理されていないところはダメでしょう。


中をのぞみ込んでみると、なんともいえない感じが。
つかっていた寝具が残されており、ちょっと怖い。


ここのテン場ってすごい絶景だよね。


山梨県側がよく見えます。


寒いなぁと思って、温度計をみると氷点下7度
日中でこれか。それは寒いはずだ。手がどんどん冷えていくのが辛かった。


地図上で「休憩所」とあったのでそこで、暖を取ろうとがんばって飛ばしてきた。


霧藻ヶ峰休憩所へ辿り着いた。


ついてみると、なんと、管理人さんが用事があって下山しようとしているところだった。
もう閉めるから、ごめんね的な感じ。
身体が冷え切っており、ここで火を入れて暖かい食事を取るつもりだったので、けっこう痛い。
管理人さんに軒先は使ってもいいですか?と尋ねたら、なんと、「じゃあ、中使っていいよっ。そのかわり、雨樋とか閉めていってね。(..◜ᴗ◝..)」これは嬉しい一言を頂いた。ありがたく利用させていただいた。外はほんと寒かったから、中で食べたカレーメシがいつも以上に美味しかった。あと、ここで買ったコーラはシャーベットになっていたが、それもまた美味かった。


管理人さんにお願いして、奥から出してもらった。
こいつが美味かった。しかし、絶対に埼玉県側は寒い。

ここの管理人さんと、なんだかんだと10分ぐらいお話をした。
山で仕事をする人の生の声を聴けたのはよかった。
奥多摩のこと、雲取山のこと、雲取山荘のこと、そして奥多摩小屋のこと。
筆者が山歩きをはじめるずっと前から、ここで生活してるんだろうな。

このお話は、また奥多摩小屋のお話の際に。


秩父宮のレリーフがあった。
とても立派だ。


霧藻ヶ峰休憩所の管理人さんが、ここまで来たら、もうすぐだよっと教えてくれた。
あと一息、急ぎ足で三峯神社を目指す。


三峯神社の奥宮あたりをすぎた所の木々は、とても綺麗だ
この道は歩くと気持ちがよかった。
疲れた身体でも、英気が出てくるような。


二日間の山歩きの終点へ到着。
後ろを振り返り、歩んできた道を見返す。


せっかく、三峯神社まできたので、バスを1本遅らせて、参拝と温泉に寄っていくことにした。


さすが、立派ですね。




三峯神社のすぐ隣にある温泉へ
15時ごろ伺ったので、お客さんはまばら。
前客が一名ましたが、筆者が入ろとしたタイミングであがってきた
ということで貸切風呂です。


この湯気がなんとも良い感じです。
冷え切った身体が芯から温められていく感じ。
ほんと、しばらく入っていたかった。最高に気持ちよかった。

でも、バスの時間があるので適時、あがることに。


バスで西武秩父駅へ向かいます。


16時30分、三峯神社を後にする。

この後、バスに約1時間ほど乗るんですが、山道の揺れが激しく、バスに酔ってしまった。
あと、なんで観光地のバスって大声で話す輩がいるのだろうか。
高校生の男の子のグループ、付き合う前のカップル。ほんと煩いよ。
こっちは気持ち悪くて静かにしてほしいくらいなのに。
ほんと、参った。



辺りが暗くなる頃、やっと西武秩父駅に到着。
ここから電車に揺られてお家へ帰ります。


駅横のフードコートで、これが目にとまりました。
名前はなんだっけな?

はじめて雲取山を越えて、三峯神社側へ降りた。
思っていた感じとは違って、思いの外、アップダウンのある道だった。
あと、休憩ポイントもそれほど多くない。
秩父っぽい、いい山道なんだけど。

普段、鴨沢側から歩く人間としては、こう思う。
雲取山は、鴨沢から入り、七ツ石小屋で休憩して、奥多摩小屋にテントを張って、翌朝、山頂を踏んで鴨沢へ降りる。そして「のめこいの湯」か「もえぎの湯」に入り、奥多摩駅前でビール飲んでから、電車に揺られて帰るのがベストだ。もしくは、奥多摩駅前から石尾根を歩いてくるか、帰りも石尾根で奥多摩駅に降りるかだろう。


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