Bluetoothイヤフォンって便利。
え、でも、なんか音がショボくない? 


ブラックフライデーでBOSEがセールをやっていた。30%OFFだったので、思わずiMacで使う"Bluetoothスピーカー"をポチった。

それがこいつ。
"Bose SoundLink Mini Bluetooth speaker II "

AppleのWebサイトでも、公式にアクセサリーとして扱っているほど良デザイン。サイズもコンパクトで、iMacにちょうど良い感じに収まる。





こいつ、小さい割にまぁまぁ仕事をするやつなです。
せっかくなので、iPhone Xでも接続して使ってみちゃおう。


まぁ、iMacと似たり寄ったりの感じの音。 まぁそれは当然か。

でも、なんか、
想像していたより音がショボいかなぁ〜。BOSEなのにこんなに音スカスカなの? まるで厚みのないペラペラな音。こんなものなのかなぁ?


というのが、事のはじまりでした。


Bluetoothの音質ってどうなの?

iMac用のスピーカーを買ったら、iPhone X用のBluetoothイヤフォンも欲しくなってしまいました。

先程、手に入れたiPhone Xは、イヤフォンジャックが有りません。iPhone7からイフォンジャックが廃止されました。今後はBluetooth接続のイヤフォンが基本になっていくということなんでしょう。一応、Lightning端子からジャックに変換するケーブルは付属しています。

でも、せっかく無線でいけるなら、Bluetoothイヤフォンがいいな。

ということで、Bluetoothイヤフォンを探すことに。

以前から、Bluetoothイヤフォンは使っていましたが、あくまでも動画を閲覧するためや、WEB上の講義を聞いたりするのが目的で、"良い音"という意識は持ち合わせていませんでした。

そこで、音楽を聞くための"Bluetoothイヤフォン"を購入しようと下調べを始めたところ、「え、そうだったの!」ということが、多々あったので書いてみます。きっと、意外と皆さん知らないと思います。

Bluetoothだからって同じじゃない。

そもそも、「Bluetooth」ってなんだ。「Wi-Fi」となにが違うんだ?

◆Bluetooth(ブルートゥース、ブルーツース)は、デジタル機器用の近距離無線通信規格の1つである。Bluetooth Basic Rate/Enhanced Data Rate (BR/EDR) と Bluetooth Low Energy (LE) から構成される。(ウィキべディアより引用)
Wi-Fi(ワイファイ] )は、無線LAN の規格のひとつ。Wi-Fi Alliance 米国 に本拠を置く業界団体)によって、国際標準規格であるIEEE 802.11 規格を使用したデバイス間の相互接続が認められたことを示す名称。

簡単に言ってしまうと、Bluetoothは個々のデバイスを近距離で接続する通信規格の名称で、Wi-Fiは主にインターネットへ接続するために無線LANルーターと接続するための規格の名称だ。無線通信という点では共通している。

"Bluetooth"は規格であるから、その中でもいくつか種類がある。

まず"バージョン"だ。
これは、初代ガンダム、ガンダムMr2 Zガンダム、ZZガンダムみたく、新しくなっていくと数字が挙がっていくと思って差し支えない。
"1.0"からはじまり"5,0"まである。出回っている製品に多いのは"4.2"だろうか。
4以上なら、まず問題ない。

class

通信できる距離を表すのが"class"だ。

クラス      出力     到達距離
Class 1  100mW    100m
Class 2   2.5mW     10m
Class 3      1mW       1m

最近のイヤフォンは、class1が多いかな。
出力の大小は、携帯をカバンの中にしまっていたり、ポケットの中に入れていたりするときに、再生している音声が途切れたりするかどうかという感じで違いが出ます。故に、class1のほうが途切れにくいです。

音質に関わる規格"コーデック"

ここが一番書きたかった事柄です。
"Bluetooth"って、なんか音ショボくない?イヤフォンが安いからショボいのでしょうか?

いえ。違います。
Bluetoothは、いままでの有線イヤフォンと比較するとショボいんです。

さらに、各デバイス毎の対応している"コーデック"によって、かなりショボくなるんです。
製品の使用欄に対応コーデックが表記さていると思います。
例えば、「SBC」とか、「SBC、AAC」 とか、「SBC、AAC、spt-X」 とか。

そもそも"コーデック"とは、何?
コーデックとはBLUETOOTHで音声を無線伝送する際に使用する「音声圧縮変換方式」のことです。 ヘッドセットが音楽再生の接続(A2DP)時に対応しているコーデックはSBC、AAC、aptX、LDAC の4種類あります。 (SONYのHPより)
  • SBC Sub band Codecの略です。 BLUETOOTH機器が標準で使用する音声圧縮技術です。 BLUETOOTH機器は必ず対応しています。 
  • AAC Advanced Audio Codingの略です。 主にiPhone等のApple製品で使用されており、SBCに比べ高音質です。  
  • apt-X CSR社が開発した音声圧縮技術です。 Androidスマートフォン等で機種によって使用しているものがあり、SBCに比べ圧縮率が低く高音質です。 
  • LDAC ソニーが開発したハイレゾ音源をBLUETOOTH経由でも伝送可能とする音声圧縮技術です。

ハイレゾリューションオーディオ (英: High-Resolution Audio) とは、CD-DAのサンプリングパラメータ(44.1 kHz, 16bit)よりもレゾリューションが高い(ディジタル)オーディオのこと。略して「ハイレゾオーディオ」、「ハイレゾ音源」または単に「ハイレゾ」と呼ばれることもある。

(SONYのHPより引用)

そう、まずイヤフォン自体の良し悪しよりも先に、音源の素材自体の良し悪しがあるんです。

それと、コーデックによっては音声伝達の遅延速度に違いがあります。
上位になる程、遅延は少なくなるそうです。
下位のSBCは声が遅れて聞こえるよ状態です。

上記した各コーデックのなかで、特にLDACやapt-Xのアップグレード版apt-X HDではハイレゾリューションオーディオにも対応しているが、再生する際にはプレーヤーと、イヤフォンなどの受信側デバイスもこれらのコーデックに対応した物が必要となる。
現在、iPhoneのミュージックアプリはハイレゾ未対応だ。
一部、FLAC音源を再生できるアプリもあるが、まだ普及していない。

したがって、AACやハイレゾ音源以外のapt-Xなら、まだ有線のイヤフォンの方が音質が良い。

FLAC音源で聞くとMP3音源とは雲泥の差で、細やかな音が良く聞こえます。
全体的に厚みがあり、音同士の喧嘩が無いイメージです。

Bluetoothと有線接続

そうすると、いまiPhoneを使っている人はどうすれば良いのか。

答えは、「有線接続する」か、「WALKMAN」とハイレゾ対応のBluetoothイヤフォンを買うです。 

もしくは、有線イヤフォンの音質には劣りますが、AAC対応のBluetoothイヤフォンを購入して、iTunes StoreでAACファイル形式の音楽を購入するというのも一つの手です。音源がmp3の場合、ハイレゾ音源に比較すれば劣りますが、SBC接続よりAAC接続する方がまだマシなような気がします。

WALKMANは、ハイレゾ対応のミュージックプレイヤーです。もしくは、iPhoneからXperiaに乗り換えちゃうか。 Xperiaはスマホ兼ミュージックプレイヤーとしては優秀なのかもしれません。

さてさて、どうするか。
確かに、Bluetoothイヤホンは取り回しは良いけど音がね。やっぱりショボい。
そうなると、iPhone使ってる人は、やっぱりイヤフォンジャックに指して使うタイプから選ぶしかないのかも。

それか、現状のAAC対応のBluetoothイヤフォンでそこそこお金を出して良いやつを買うか。


iPhoneに付属している"Lightning - 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタ"を介して有線イヤホンを使った場合、音質はどうなのかも気になったので、調べてみました。
概ね、3,5mmジャックとLightning端子での接続では、音質に違いはないようです。
人によっては、Lightningを通した方が音質が良くなると評価する人もいました。

そうなると、やっぱりiPhoneのミュージックアプリ(正確にはiTunes)がFLACに対応するのを待つしかなく。それまでは有線イヤホンがいい気がします。
同じ有線イヤフォンを直挿ししたときと、Bluetoothレシーバーを介したときとでは、音質も雲泥の差です。

ちょっとショックなことが

冒頭で買ったとご紹介した"Bose SoundLink Mini Bluetooth speaker II "
なんと、こやつ対応コーデックがSBCのみだったんです。
うちに前からある"Companion®2 Series III multimedia speaker system"よりも音がイマイチだなぁと感じていたら。そういうことか。元々モノラルとステレオの違いはあるものの音質自体の違いもはっきりと分かるほど。Bluetoothだと、なんか厚みが無いんです。

あぁ、なんか。勢いで買って損したかなと思っていたとき。
思いつきました。
そう。有線接続しちゃえばいいんだと。
3.5ミリのピンプラグでiMacに直挿し。

ふふふ。良い音になりました。

iPhoneで使うならこのイヤフォン

しばらく、Bluetoothイヤホンは保留という選択肢を選んで、
当面を凌ぐ有線イヤフォンを考えましょう。

jas-hires-logo_clip_image004

アマゾンで、ランキングやレビューなどをみて探していたら。
なんと、PHILIPSのSHE97シリーズの最新モデルがハイレゾ対応になってるのを見つけました。

✳︎注 有線イヤフォンの「ハイレゾ対応」とは、一定の高音域帯(40kHz以上) を再生できることを意味するものと思われます。Bluetoothイヤフォンのように規格等の適合性ではないようです。
詳しくは、一般社団法人日本オーディオ協会の定義と運用をご覧くだい。→リンク

筆者は、この前々モデルと前モデルを所持して使い続けていましたが、こいつ、ほんとコスパ最強です。安い時には2,000円弱で買えましたが、音はかなり良いと思います。
その最新モデルが3,000円弱なら、ポチっても良いかなと。
こいつは、かなりお勧めのイヤフォンです。無くしたり壊したりしても我慢できる金額だし。



ちなみに、iMacは単体でFLACを再生できるので、このイヤフォンを直挿しすればハイレゾを聞けます。再生はiTunesではなくQuickTimeプレイヤーの方でできます。

さっそくAmazonでポチりました。

あと、最近とても気になることがあります。
イヤフォンのレビューなどを見ていて気づきました。
最近のAmazonでは、商品レビューが当てにならないと。
どうも高評価を点けているのは、買われたレビューの様ですね。
明らかに日本語がぎこちなかったり、名前がしっかりフルネームだったり。

星の数だけ見て買うと、無駄な買い物になるかもしれないので、レビューの中身もしっかりとチェックしましょう。

山に向かう始発電車に乗る時、新宿からの電車はまるでゾンビ電車だ。
金曜日の夜を新宿で横臥してきた者たちだ。ほぼ全員寝てる。
そんな電車の中で、筆者は音楽を聞いてノリノリになる。
普段、通勤は自転車なので、山への移動は、じっくりと音楽を聞ける貴重な時間だ。
良い音楽は、心を豊かにしてくれますね。

Let's listen to music on Saturday morning !


お金に余裕があればこれらが欲しい。