先日、１０年ほど使ってきたWindowのマシーンが突如不調になった。
いきなり落ちたり、画面に線が入ったりと今までにない不調っぷりだった。
元々、Windows VistaのNEC製マシーンを７にアップグレードして使っていたので、スペック的にはコア２DUOなどという前時代的スペックのマシーンだった。とうに使用期限は過ぎていたのかもしれない。

私が、初めて使ったPCはWindows98が乗ったシャープの「メビウス」というラップトップだった。当時は名前がカッコよくてとても気に入っていた。
「ピー、テュルティル・・・ピポパ」のダイアルアップや「You get mail!」の音声でおなじみのAOLなどがとても懐かしい。
そんな生粋のWindows野郎だった私が、ついにMacOSマシーンに乗り換えた。
気づけば身の回りには、iPod、iPod nano、iPod shuffle、iPod touch,iPad, iPad mini、iPad Air、そしてiPhoneとApple製品ばかり。
慣れ親しんだWindowsに別れを告げるのは、なかなか勇気が必要だったが,
そろそろ前に進もうと思う。



正直、いまのApple製品にはかつて程の魅力は感じられない。
かつてスティーブ・ジョブズ氏がいた頃のAppleはもう存在しない。
いまのAppleは、スティーブ・ジョブズ氏が否定してきたことをやりだしたティムクック氏のAppleだ。ユーザーに良いものを与えるのではなく、ユーザーの欲しがっているものを与える企業になってしまったように思う。感動がない。心踊る深夜2時がなくなってしまった。世界中が黒い服にデニムの男が手にもったデバイスに一喜一憂していた瞬間はもうやってこない。


それでも、私はiMac2017を購入した。
なぜかって？それはAppleが未だに恋しいからだ。
別れた恋人を恋しがるように、変わってしまっても過去の記憶に縋る。
かつてのスティーブ・ジョブズのAppleではないAppleに。


手元に来たiMacは素晴らしかった。
まぁ、元々使っていたPCが古すぎてスペック的に段違いなのかもしれいけど。

iMacにしたので、外付けHDDもUSB2,0から3,1へ変えてみると、転送速度が段違いに速い。
あっという間に数百Gを移動できてしまう。

そして、もう１０年近く使った無線LANルーターもこの際だから802,11ac対応のものに買い換えることした。まぁ、そんなに変わらないだろうと思っていた。


驚いた。
なんと、以前は上り下り65Mbps程度だったが、新しいルーターにしたら下り300Mbps上り250Mbpsも出てる。5GHzの11acは、そんなに違いが出るのか。この無線LANルーターはアンテナが内２×２本のタイプなので、それで速いのかもしれない。３本、４本と強力になっていくともっと速度がでるのだろうか。
光回線はNTTの光コラボ1Gbps回線なので、理論地上ではかなり速度が出るはず。
無線LANルーターが古いとこんなにも違うものなのかと驚いた。



300Mbpsも出るとは思いませんでした。
もし、古い無線LANルーターをまだ使えるからと使い続けている人がいたら、一考かもしれませんね。新しいiPhoneやiPad Airを使ってたりするなら買い換えた方がいいですよ。

速度が出ると、グーグルマップの処理速度が早かったり、地図アプリの読み込み速度が早いので、いままでのもたつきがとても遅かったんだと分かります。写真やデータのアップロードなどもあっという間に終わるようになりました。クラウド上の動画も止まることなんてない。
アプリ側が要求する情報を瞬時に得られている感じで、サクサク動いてくれるようになりました。

ちなみに、これを買いました。
Amazonでも評価が良かったし、手頃なお値段なのでおすすめです。
「ベストセラー」というのは大概間違ってない気がする。
皆さんの進んだ道を歩くのが安全ですね。笑
実物は、写真で見るより小さい感じでした。