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普通自動二輪の一発試験、
絶対に受からないと思っていました。

■初稿:2023年2月5日  ■更新 なし

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なんとか「合格」

普通自動二輪の一発試験、2022年の夏頃からチャレンジしはじめました。そして、2023年の1月に見事11回目の受験で合格できました。

合格の勝因は、二輪車安全講習を受講して、法規走行の面では合格条件を満たしていたこと、そして、運転技術においても試験車両とうまく付き合えたことだと思います。合格したときの試験車両は「5」号車でした。クラッチ少し伸び気味ですが、後輪ブレーキも使いやすくて、なんとか乗りこなせたと思います。

いつの間にか11回も試験を受ける羽目に

私は、比較的、運転には自信のある身体能力の持ち主だと思っています。バイクも若い頃にMT車に乗っていたので、何回か受ければ感覚も戻ってきて受かるだろうと思っていました。

しかし、そうはいかなかった。

まず、試験車両に慣れない。半クラッチの感覚、ブレーキ感覚、ハンドルの感覚など、100mの短いならし走行では、ほとんど掴めませんでした。
私には、試験場でしかバイクに乗れる環境がありません。試験で練習しているようなものでした。

次に、加齢によるバランス感覚の欠如を感じました。一本橋がツラい。うまく出来ないんです。試験のうち何回かは一本橋で落ちて試験中止になりました。これはぶっつけ本番でやっていたので、なかなか難しかった。

毎回、指摘される「運転姿勢」の悪さはどうにもならない

ほぼ、毎回、最後のアドバイスで「運転姿勢が悪い、ニーグリップが出来ていない、つま先が開いている」と指摘されました。
十分に理解出来ますが、身体的に左足は股関節が開いてしまい、頑張って閉じてもつま先は外に向いてしまうんです。これがとてもつらく絶望的に試験に合格出来ない理由でした。

合格できた理由

まず、二輪車安全講習会を受けたこと。これで安全確認などは問題がなくなり、運転技術だけの問題になりました。 それと同時に1日中バイクに乗れたことが大きかった。私が受けたのは大型車の安全講習会なんですが、基本的に普通車でも同じ内容です。朝から夕方まで、みっちりと実車に乗れて練習ができました。そして、指導員さんの指導も的確でとても学びになった。

ただ、運転免許センターの予約状況が悪くて、講習会が終わった直後には試験の予約は取れず、大体、次の予約が取れるのが前回の試験から1ヶ月以上先になります。そのため、せっかく身につけた感覚も日が空くと忘れてしまう。そこは落とし穴でした。

そのため、私は大型と普通の2種類の試験を予約して、実車感覚を失わないように試験予約を入れました。

あと、バイクに乗れないので自転車で練習をしました。小さなパイロンをAmazonで買って、スラロームとクランクの感覚を練習しました。これが結構良かったです。勢いをつけてペダルを漕がずにスラロームに侵入してハンドルと車体の傾き加減を身につけました。
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試験場のパイロンは、4.5m感覚で並んでいるみたいなので、同じようにセッティングしてやります。
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あと、パイロンは10本しかないので、クランクの片側だけを作り、進入時と出るときをブレーキをどのタイミングで掛けるかシュミレーションしました。これも結構ためになった気がします。

これを、試験の日の午前中に2時間くらいやってから、午後に試験を受けに行きました。結構、これやって疲れて力が抜けた気がします。

一本橋も一応自転車で練習はしました。

自動二輪の試験でどうしても出来なかったこと

一本橋は、いまだに苦手です。バランス感覚はいろんな問題から歳をとると悪くなっていきますから、免許を取るなら若いうちだなぁと思いました。ほんと、何回やっても自信が身につきません。練習量が足りないのは当たり前なんですが、が感覚的に身についていないなぁと実感しています。まぁ、何とかやり過ごして試験に受ければいいんですけどね。

合格してみて思うこと

試験に受からない人のタイプは、大きく分けて2通りです。①法規走行が分かってない人、②そもそも運転技能が未熟な人、この2つの要素の両方ともダメな人も勿論います。

4輪車のときもそうでしたが、バイクだと尚更①が出来てない人が圧倒的に多い印象です。

バイクには乗れてるんだけど、ルールを守っていないから、減点超過で試験が終わってしまう人ばかり。この手の人は、私の作った動画を観て、いつ、どこで、何をするのかを学んでみることをお勧めします。私が講習会で学んだことを参考にして作っています。そうすれば、不必要に減点されることはなくなり、運転技能さえあれば試験に合格できるはずです。

一発試験では正しいお作法は教えてくれません。そこが教習所との違いです。正解を自分で探しにいかなければならない。でも、このネットの普及した2023年、ちょっとググると沢山の情報が出てきます。色んなことが書かれていますが、沢山ありすぎて正解に辿り着くのに一苦労します。

このブログに辿り着いた人はついています。

正しいお作法を講習会で学んできて、それで実際に一発試験に合格した人間の知見を得られるのだから。テキストでも動画でも詳しく解説しています。そして、11回も試験を受けて苦労した人間だからこそ、ダメなことが何だったかを分かっています。出来ないことも分かっています。辛さも分かっています。

私は、②のタイプの人間でした。とにかくバイクに乗り慣れていない。若い頃にMTの50ccに乗って以来何十年ぶりかにバイクに乗りました。
そのため、感覚を掴むのに時間がかかりました。そして、つま先開いてる問題でも辛かった。

とまぁ、こんな私でもなんとか普通自動二輪車の一発試験試験に合格できました。

正しいお作法を学び、正しく運転できれば何とか合格できます。

いま、受験中の方、これから受験しようと考えている方、上記を参考にして頂ければ絶対に合格できます。頑張ってください。

後日、「普通自動二輪、一発試験合格マニュアル」とその動画を公開します。そちらもご参考にしてみてください。

今後は、大型車の試験を頑張ります!

最後まで、お付き合いありがとうございました。
このブログでは、各種自動車運転免許の一発試験の受験体験記を書いていたりします。下記の目次かタグから、他の記事もご覧いただけます。

◆一発試験での取得免許
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もし、受験中の方の合格の助力になりましたら嬉しく思います。頑張ってください。必ず合格できます。

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