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一発試験の「お作法」を守れば必ず合格できます。
大型特殊自動車、一発試験のお作法を学びましょう。


 

■初稿:2022年11月7日  ■更新 なし

blogの目次
http://fridaysbeer.tokyo/archives/18643897.html


一発試験合格マニュアル
〜大型特殊自動車第一種及び第二種免許〜
2コース
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◆はじめに
この「合格マニュアル」では、千葉運転免許センターでの試験に沿った順序で、やるべき事を記述していきます。その通りに実践すれば、必ず合格するはずです。現に私はこれで合格しました。千葉以外の免許センターでも、順序こそ違えど内容は同じなのでご活用ください。

◆用語解説
●3点確認
 左右どちらかの
→ルームミラー確認、サイドミラー確認、死角目視
●6点確認
→左ルームミラー、左サイドミラー、左死角目視
→右ルームミラー、右サイドミラー、右死角目視

◆大型特殊自動車の特徴
・運転席はセンター
・シフトは、前進、ニュートラル、後退の3つ
・ウインカーは手動で戻す
・ハンドルを切ると「くの字」に車体が折れる
・内輪差がなく、前輪の通過した場所を後輪が通る
・パケットの先端が車体の先になる
・ハンドルを握るか、ハンドルについているスピナーを使うかは自由
 →ハンドルを切るときは、優しく、力が伝わるところから押し始めること
 →ハンドルに遊びはない。
・ハンドルスピナーの位置は、エンジンをかけたときに決まるらしい

◆大型特殊の一発試験のお作法
安全確認は必ず正しく行う
・バックするときは、その都度、6点確認
・左折時は、必ず水切りまで寄せる
・もし縁石に乗り上げそうになったら、6点確認をしてバックする
ウインカーの出し忘れ、戻し忘れに注意
・ハンドル操作は優しく(回すというより押し出す感じ)

◆全体MAP(ポイントに番号付記)
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名全体図②


◆ 0 試験開始前〜乗車前確認
●乗車前

・発着場では、車両の左側通路を通って車の助手席にいる試験官の所へ向かう。
●乗車
・試験管に書類を渡した後、半時計周りに車両後方を通りながら、車両後方を目視確認してから運転席側へ向かう。
・後方目視確認後、車両右側を通過して、車両前方パケットを目視確認
・乗車するときは、後方と前方を目視確認してからドアを開ける。
・ドアは必ずロックするまで開く(開き切ると「ガチャ」とロックします)
・ドアを閉める前に車両後方を目視確認してから閉める。(ロック解除の大きなボタンがあります)

●発車準備
・シート高の調整(前後と上下)
・バックミラーとサイドミラーの調整
・パケットの左右を指差しながら目視確認
・シートベルトを装着
・ギアが「N」か確認(ハンドル左側レバー)
・サイドブレーキが引かれているか確認(運転席左側)
・ブレーキペダルを踏んだままキーを回しエンジンスタート(パケットレバーの手前側にある)

・パケットのロックを解除(赤いロックレバーを上げる)
・パケットを50cmまで上げる(レバーの←と↑を操作)
 →必ず50cmまで上げて、手前側に倒す(レバーの←)
・パケットのロックする(赤いロックレバーを下ろす)
スクリーンショット 2022-11-02 11.49.17
スクリーンショット 2022-11-02 11.49.48
( 参考 ※コマツWA100-8カタログより引用)

◆発車〜
● 1 発車
・右3点確認
・右ウインカー
・ギアレバーを前進に入れる。
・6点確認
・ブレーキを踏む
・サイドブレーキを解除
・発進

・ウインカーを戻す

● 2 左折
・左3点確認
・左ウインカー
・優先道路の左右確認
・左折

◆ 慣らし運転
この間に車体の左側の寄りを確認します。
「大体、この感じで水切りギリギリまで寄せれているな」と

◆ 2 試験スタート
・道路は左側に寄せて走行する。(水切りから50㎝程度)
・時速10〜15キロで走行(遅すぎ注意)
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(水切り部分が50cm、残りの部分が50cm、メジャーの場所が合計1m)

● 3 採点スタート

● 4 車線変更

・右3点確認
・右ウインカー
 3秒経ってから
・右3点確認
 右の車線に車線変更

・ウインカー戻す

(⑤右折の準備は、カーブになる前にやっておくと後が楽になる)
・右3点確認
・右ウインカー
 3秒経ってから
・右3点確認
・中央線側へ寄せる

● 5 右折
・右3点確認
・右折(道路のセンターにある三角マークに必ず寄せて通過
 →パケットが三角を越さないように注意

7

● 6 左折
※ここは右折後直ぐだから焦らずゆっくりと
・右折したら直ぐに、左3点確認
・左ウインカー
・左3点確認
・左側に巻き込み防止の寄せ(水切りの上に乗るくらい)
・左3点確認
・左折(水切りに沿って曲がる)※水切りから30センチくらい離れると減点


● 7 右折
・右3点確認
・右ウインカー
・右3点確認
・センターラインに寄せる
・右3点確認
・右折

● 8 右折
距離が短いので
・右3点確認のみ
・右折

◆  9 方向変換
●後退場所の確認
・方向変換をする場所の目視確認

●停止

●後退
・6点確認
・ギアをバックに入れる。
・後退開始
 →バックは、右サイドミラーで右後輪を目視して、後輪を水切りに沿わせてバックする
  最後は、少し調整をしながら真っ直ぐになるようにする。
 ※大型特殊のホイールローダーの方向変換は、比較的簡単なので1回で決めましょう。

●停車
・ギアをNに
・試験官に申告

●右折
・左右確認
・ギアを前進へいれる
 ※必ずギアが前進に入っていることを確認すること

 →ここでは左側縁石に寄せる必要はなく、余裕があれば寄せる程度でOK
  あくまでも方向を変換するためなので
 →左折して直ぐに右折するため、右折の準備をしながら曲がる

● 10 左折して右折
・左右確認
・左折
・左右確認
・右折

● 11 左折
・左3点確認
・左ウインカー
・3秒後
・左3点確認
・巻き込み防止の寄せ(水切りギリギリ)
・左3点確認
・左折
 
● 12 一時停止
・停止線で停止
・左右確認
・少し前進
・左右確認
・左折(大回りをしないように、常に水切りギリギリに前輪を合わせる)

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(このメジャーの場所以上離れると減点されると思うべし)

・通常走行中は、左縁石から1メートル以内キープレフト
・速度も10-15キロ(遅過ぎは減点)

◆ 13 20キロ区間
・ベタ踏みで20kmまで加速
※設定でベタ踏み上限20kmと上限40kmのときがあるので加速しすぎに注意

● 14 左折
・左3点確認(ここも30m手前から)
・左ウインカー
・3秒後
・左3点確認
・巻込み防止の寄せ(水切りギリギリ)
・左3点確認
・左折

◆ 15 踏切
・停止線手前で一時停止
・左右確認
・窓を開けて音の確認
・発車

● 16 右折
・右3点確認
・右ウインカー
・道路の左右確認
・右折
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● 17 左折
・右折後、直ぐに左3点確認
・左ウインカー
・3秒後
・左3点確認
・左に寄せる(水切りギリギリ)
・左3点確認
・左折(水切りに沿って)
(ここの一連の動作も距離が短いため、かなりゆっくりとやると良い)

● 18 左折
・左折後、直ぐに左3点確認
・左ウインカー
・3秒後
・左3点確認
・左に寄せる(水切りギリギリ)
・左3点確認
・横断歩道の左右確認
・左折(水切りに沿って)
(ここの一連の動作も距離が短いため、かなりゆっくりとやると良い)

・キープレフトで走行

● 19 左折
・左3点確認(30m手前から)
・左ウインカー
・3秒後
・左3点確認
・左に寄せる(水切りギリギリ)
・左3点確認
・左折(水切りに沿って)
(ここの一連の動作も距離が短いため、かなりゆっくりとやると良い)

● 20 左折
・左3点確認
・左ウインカー
・3秒後
・左3点確認
・巻き込み防止の寄せ(水切りギリギリ)
・左3点確認
・左折

● 21 横断歩道
・徐行
・横断歩道の左右確認
・徐行

● 22 見通しの悪い交差点
・停車
・左右確認
・徐行で侵入

● 23 右折
・右3点確認(ここは必ず30m手前から)
・右ウインカー
・3秒後
・右3点確認
・センターラインに寄せる
・停車
・左右確認
・右折

◆24 道路上の障害物

・右3点確認(ここは必ず30m手前から)
・右ウインカー
・3秒後
・右3点確認
・障害物から1m以上離れた距離へ

・ウインカー戻す

・左3点確認
・左ウインカー
・おおよそ3秒後
・左3点確認
・左斜線に復帰

・ウインカー戻す


● 25 左折
・左3点確認
・左ウインカー
・3秒後
・左3点確認
・巻込み防止の寄せ(おおよそ車線のはじギリギリ)
・左3点確認
・左折

● 26 横断歩道
・徐行
・横断歩道の左右確認
・徐行


◆ 27 発着場への停車
・左3点確認
・左ウインカー
・左3点確認
・縁石に寄せる(30センチ以内)
・指定されたポールにパケットの先端合わせて停車
(パケットを下げると先端が少し手前になるのを勘案する)

・ウインカー戻す
・サイドブレーキを引く
・シフトを「N」に入れる

● パケットを下げる
(パケットは地面に対して水平にして下ろす。)
・パケットのロックを解除(赤いレバーを上げる)
・パケットを下げる(レバーを↑に)
・パケットを水平になるまで倒す(レバーを→に)
・パケットのロック(赤いレバーを下げる)
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(これはギリギリでセーフな事例?)


・エンジンを切る


試験官「車を降りるまでが試験ですよ」

・車両の右側前方と後方目視
・ドアをロックするまで開ける
・車両の前後目視
・後ろ向きになって降りる

・車両の後ろ側を周り、助手席側へ




合格しました。おめでとうございます㊗️



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以上、『一発試験合格マニュアル〜大型特殊自動車第一種及び第二種免許〜』でした。

内容に不備等がある場合は、逐次、更新していきます。
私の実際の受験ブログもありますので、そちらもご参考になれば。
また、たの車種版も作成予定です。そちらもご覧いただきお役立てください。

(作成予定)
・大型自動車第一種及び第二種免許
・けん引自動車第一種及び第二種免許
・普通自動二輪免許
・大型二輪大型免許

各免許の受験時のブログもあります。
コツやメンタル面なども綴っています。

◇ blogの目次はこちらから ◇
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