一発試験の「お作法」を守れば必ず合格できます。
大型特殊自動車、一発試験のお作法を学びましょう。
blogの目次
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一発試験合格マニュアル
〜大型特殊自動車第一種及び第二種免許〜
1コース
1コース
◆はじめに
この「合格マニュアル」では、千葉運転免許センターでの試験に沿った順序で、やるべき事を記述していきます。その通りに実践すれば、必ず合格するはずです。現に私はこれで合格しました。千葉以外の免許センターでも、順序こそ違えど内容は同じなのでご活用ください。
■1コースをトレースした解説動画です↓
これを観てイメトレしてください
これを観てイメトレしてください
◆用語解説
●3点確認
左右どちらかの
→ルームミラー確認、サイドミラー確認、死角目視
●6点確認
→左ルームミラー、左サイドミラー、左死角目視
→右ルームミラー、右サイドミラー、右死角目視
◆大型特殊自動車の特徴
・運転席はセンター
・シフトは、前進、ニュートラル、後退の3つ
・ウインカーは手動で戻す
・ハンドルを切ると「くの字」に車体が折れる
・内輪差がなく、前輪の通過した場所を後輪が通る
・パケットの先端が車体の先になる
・ハンドルを握るか、ハンドルについているスピナーを使うかは自由
→ハンドルを切るときは、優しく、力が伝わるところから押し始めること
→ハンドルに遊びはない。
・ハンドルスピナーの位置は、エンジンをかけたときに決まるらしい
◆大型特殊の一発試験のお作法
・安全確認は必ず正しく行う
・バックするときは、その都度、6点確認
・左折時は、必ず水切りまで寄せる
・もし縁石に乗り上げそうになったら、6点確認をしてバックする
・ウインカーの出し忘れ、戻し忘れに注意
・ハンドル操作は優しく(回すというより押し出す感じ)
◆試験コース(ポイントに番号付記)
− 試験1コース −
◆ ⓪ 試験開始前〜乗車前確認
●乗車前
・発着場では、車両の左側通路を通って車の助手席にいる試験官の所へ向かう。
●乗車
・試験管に書類を渡した後、半時計周りに車両後方を通りながら、車両後方を目視確認してから運転席側へ向かう。
・後方目視確認後、車両右側を通過して、車両前方パケットを目視確認
・乗車するときは、後方と前方を目視確認してからドアを開ける。
・ドアは必ずロックするまで開く(開き切ると「ガチャ」とロックします)
・ドアを閉める前に車両後方を目視確認してから閉める。(ロック解除の大きなボタンがあります)
・シート高の調整(前後と上下)
・バックミラーとサイドミラーの調整
・パケットの左右を指差しながら目視確認
・シートベルトを装着
・ギアが「N」か確認(ハンドル左側レバー)
・サイドブレーキが引かれているか確認(運転席左側)
・ブレーキペダルを踏んだままキーを回しエンジンスタート(パケットレバーの手前側にある)
・パケットのロックを解除(赤いロックレバーを上げる)
・パケットを50cmまで上げる(レバーの←と↑を操作)
→必ず50cmまで上げて、手前側に倒す(レバーの←)
・パケットのロックする(赤いロックレバーを下ろす)
( 参考 ※コマツWA100-8カタログより引用)
・右3点確認
・右ウインカー
・ギアレバーを前進に入れる。
・6点確認
・ブレーキを踏む
・サイドブレーキを解除
・発進
・ウインカーを戻す
●1 左折
・左3点確認
・左ウインカー
・優先道路の左右確認後、左折
※このときに車両の左側タイヤの感覚を確認しましょう
◆ 慣らし運転区間
この間に左側の車体の寄りを確認します。
「大体、この感じで水切りギリギリまで寄せれているな」
※ワンポイントアドバイス
ハンドルを切るとガクっとぎこちなくなってしまう人
ハンドルは、普通車と違って遊びがないので、回すのではなく「力が伝わるとこ」から「押すようにする」とスムーズに操作できます。
◆ 3 採点スタート
・道路は左側に寄せて走行する。(水切りから50㎝程度)
・時速10〜15キロで走行(遅すぎ注意)
参考(水切り部分が50cm、残りの部分が50cm、メジャーの場所が合計1m)
通常走行時は、車両左側がこの1m以内になるよう心掛けること
通常走行時は、車両左側がこの1m以内になるよう心掛けること
● 3 車線変更
・右3点確認
・右ウインカー
3秒経ってから
・右3点確認
右の車線に車線変更
・ウインカー戻す
● 4 右折準備
(⑤右折の準備は、カーブになる前にやっておくと後が楽になる)
・右3点確認
・右ウインカー
3秒経ってから
・右3点確認
・中央線側へ寄せる
● 5 右折
・右3点確認
・右折(道路のセンターにある三角マークに必ず沿って曲がること)
→パケットが三角を越さないように注意
・右折したら直ぐに、左3点確認
・左ウインカー
・左3点確認
・左側に巻き込み防止の寄せ(水切りの上に乗るくらい)
・左3点確認
・左折(水切りに沿って曲がる)※水切りから30センチくらい離れると減点
(ここは道路が左側に少しえぐれているので、その分だけ寄せてから左折する)
◆ 7 方向変換
●後退場所の確認
・方向変換をする場所の目視確認
●停止
●後退
・6点確認
・ギアをバックに入れる。
・後退開始
→バックは、右サイドミラーで右後輪を目視して、後輪を水切りに沿わせてバックする
最後は、少し調整をしながら真っ直ぐになるようにする。
●停車
・ギアをNに
●左折
・左右確認
・ギアを前進へいれる
※必ずギアが前進に入っていることを確認すること
→ここでは左側縁石に寄せる必要はなく、余裕があれば寄せる程度でOK
あくまでも方向を変換するためなので
→左折して直ぐに右折するため、右折の準備をしながら曲がる
● 8 右折
・左右確認
・右折
・右折の終わりかけに
左3点確認
・左ウインカー
3秒後
・左3点確認
巻き込み防止で寄せる(水切りの境の上くらい)
(この一連の動作は、かなりゆっくりとやると良い)
● 9 一時停止・左折
・停止線で停止
・左右確認
・少し前進
・左右確認
・左折(大回りをしないように、常に水切りギリギリに前輪を沿わせて曲がる)
(これが70cm タイヤがこのメジャーの場所以上離れると減点されると思うべし)
・通常走行中は、左縁石から1メートル以内キープレフト
・速度も10-15キロ(遅過ぎは減点)
● 10 左折
・左3点確認
・左ウインカー
・3秒後
・左3点確認
・巻き込み防止の寄せ(水切りギリギリ)
・左3点確認
・左折
● 11 横断歩道
・徐行
・横断歩道の左右確認
・徐行
● 12 見通しの悪い交差点
・停車
・左右確認
・徐行で侵入
● 13 右折
・右3点確認(ここは必ず30m手前から)
・右ウインカー
・3秒後
・右3点確認
・センターラインに寄せる
・停車
・左右確認
・右折
● 14 一時停止・左折
・右折が終わると同時に左3点確認
・左ウインカー
・左3点確認
・巻込み防止の寄せ(水切りギリギリ)
・一時停止
・横断歩道を左右確認
・少し前進(水切りに沿って前進)
・道路の左右確認
・左3点確認
・左折(水切りに前輪を沿わせる)
・左3点確認(ここも30m手前から)
・左ウインカー
・3秒後
・左3点確認
・巻込み防止の寄せ(水切りギリギリ)
・左3点確認
・左折
◆ 16 踏切
・停止線手前で一時停止
・左右確認
・窓を開けて音の確認
・発車
● 17 右折
・右3点確認
・右ウインカー
・道路の左右確認
・右折
● 18 左折
・右折後、直ぐに左3点確認
・左ウインカー
・3秒後
・左3点確認
・左に寄せる(水切りギリギリ)
・左3点確認
・左折(水切りに沿って)
(ここの一連の動作も距離が短いため、かなりゆっくりとやると良い)
◆ 19 指定速度「20キロ」区間
・ベタ踏みで20kmまで加速
※設定でベタ踏み上限20kmと上限40kmのときがあるので加速しすぎに注意
● 20 左折
・左3点確認(ここも30m手前から)
・左ウインカー
・3秒後
・左3点確認
・巻込み防止の寄せ(水切りギリギリ)
・左3点確認
・左折
・横断歩道の左右確認
● 21 左折
・左3点確認
・左ウインカー
・3秒後
・左3点確認
・巻込み防止の寄せ(水切りギリギリ)
・左3点確認
・左折
・横断歩道の左右確認
● 22 車線変更
・右3点確認
・右ウインカー
3秒経ってから
・右3点確認
右の車線に車線変更
・ウインカー戻す
● 23 右折
・右3点確認(ここは必ず30m手前から)
・右ウインカー
・3秒後
・右3点確認
・センターラインに寄せる
・停車
・左右確認
・右折
◆24 道路上の障害物
・右3点確認(ここは必ず30m手前から)
・右ウインカー
・3秒後
・右3点確認
・障害物から1m以上離れた距離へ
・ウインカー戻す
・左3点確認
・左ウインカー
・おおよそ3秒後
・左3点確認
・左斜線に復帰
・ウインカー戻す
● 25 左折
・左3点確認
・左ウインカー
・3秒後
・左3点確認
・巻込み防止の寄せ(おおよそ車線のはじギリギリ)
・左3点確認
・左折
● 26 横断歩道
・徐行
・横断歩道の左右確認
・徐行
◆ 27 発着場への停車
・左3点確認
・左ウインカー
・左3点確認
・縁石に寄せる(30センチ以内)
・指定されたポールにパケットの先端合わせて停車
(パケットを下げると先端が少し手前になるのを勘案する)
・ウインカー戻す
・サイドブレーキを引く
・シフトを「N」に入れる
● パケットを下げる
(パケットは地面に対して水平にして下ろす。)
・パケットのロックを解除(赤いレバーを上げる)
・パケットを下げる(レバーを↑に)
・パケットを水平になるまで倒す(レバーを→に)
・パケットのロック(赤いレバーを下げる)
(これは、ギリギリセーフな事例?)
・エンジンを切る
試験官「車を降りるまでが試験ですよ」
・車両の右側前方と後方目視
・ドアをロックするまで開ける
・車両の前後目視
・後ろ向きになって降りる
・車両の後ろ側を周り、助手席側へ
合格しました。おめでとうございます㊗️
以上、『一発試験合格マニュアル〜大型特殊自動車第一種及び第二種免許〜』でした。
内容に不備等がある場合は、逐次、更新していきます。
私の実際の受験ブログもありますので、そちらもご参考になれば。
また、たの車種版も作成予定です。そちらもご覧いただきお役立てください。
(作成予定)
・大型自動車第一種及び第二種免許
・けん引自動車第一種及び第二種免許
・普通自動二輪免許
・大型二輪大型免許
各免許の受験時のブログもあります。
コツやメンタル面なども綴っています。
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