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四輪自動車免許、最後の難関
「けん引二種免許」
なんと1回目の試験で合格しました。
これは快挙!



■初稿:2022年10月18日  ■更新 なし

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◆1回目で合格しました!

四輪自動車免許の最難関「けん引二種」のチャレンジをこの日から開始しました。

試験日前夜から、気乗りせずにいつもの様にYouTube動画でイメトレは全くやりませんでした。

深夜2時まで眠れず、懐かしの「ブレイクブレイド」を見始めてしまった始末。

朝も、予定時刻を大幅に遅れて起床。本日の天気予報は「雨」です。雨だと車の窓が開けられず、顔を出して確認が取れなかったり、道路のタイヤ痕などがわからなかったりと、試験を受ける上で不利です。

試験日当日中に連絡すれば、そのまま電話で再予約ができます。これをやっておけば、また電話で予約の変更が可能な状態を保てます。

しかし、「今日は止めようか」という思いを振り切って、自宅を出ました。

◆方向変換はノーミスでクリア

今日の試験コースは「1コース」。右バックの試験コースです。けん引の1種は2コース左バックで合格していて、右バックは若干の苦手意識があります。

ですが、本日は良い意味でやる気がなく力が抜けていました。雨がポツポツと降っていましたが、車の窓を開けられないほどではなく、なんとか「イケる」気がしてきました。

試験スタート、大特2種で80点の厳しさを散々感じてきたので、安全確認と右左折時の寄せは徹底してやる様に心掛けます。

なんとなく、心に余裕がある状態でバック開始。ほどよく最後輪が右側縁石に寄っていく。そのままハンドルで微妙に調節して、見事1回で入りました。

※合格のポイントメモ
方向変換では、必ず後退を始めてからハンドルを切りましょう。はじめにハンドルを切ってから後退するやりかたはお勧めしません。動いている方がハンドルの切り具合による変化が分かりやすいからです。


ただ、若干、左側に寄ってしまったので、出るときに左最後輪が、縁石ギリギリになりました。

けん引1


ここが「本日の合否の分かれ目①」だったと思います。

特に目立ったミスもなく、あっという間に入りましたが、出られるかが勝負所でした。

縁石に乗り上げると即試験中止になります。切り返すと減点になります。さて、どうするか?を考えました。左サイドミラーでは、歪曲してタイヤ周辺が小さすぎて、どの程度タイヤが乗り上げそうなのかが分かりません。見る限りもうこすってるんじゃ無いかぐらいに見えました。

けん引2


そこで、そのとき神様が降りてきました。キャビンの後方を直接目視すると、なんと、左最後部のタイヤとと縁石がバッチリ目視出ることに気づく。

けん引3


通常のトラックなどで後輪部分が目視できるなんて事は絶対にありませんが、けん引車は見えちゃうんです。くの字に車体が折れているから、横から台車のタイヤが見えるんです。
目視すると、左サイドミラーで見るよりも、かなり余裕がある事が確認出来きました。

そこで、切り返しもバックもせずに、頭を前まで出して右前輪を縁石ギリギリを這わせるように左折してなんとかギリギリで出られました。
試験官さんもその様子をしっかり見ていて、減点されるんじゃないかとハラハラしながらペンを持つ手を確認しました。大丈夫、動かなかった。
こうやって、まず方向変換をこなしましました。


◆右左折時は必ず水切りに合わせる

他の方の試験の様子を眺めていると、結構な数の方が、左折時に寄せが甘いのを目にします。これはけん引に限らず、試験一般のお決まり事です。後輪が曲がる角から70センチ離れると減点だと思います。
水切りが50cmなので、その辺りまで寄せないと大回りを取られて減点されます。
よって、基本的には水切りの境界部分まで寄せます。そして、台車のタイヤが通過出来るようにヘッドを折るタイミングをギリギリまで堪えます。


◆逆S字

けん引4

今回も左折進入時にハンドルを切るのを我慢しました。一種のときに我慢しすぎて右側がキツくなったので、今回はそれよりも早く切りました。
すると、左サイドミラーでは、最後輪が縁石に乗り上げそうになっているのように見えました。
縁石乗り上げは1発中止なので、ハンドルを右に切り、前輪をなるべく右側の縁石に沿うようにして、最後輪を通過させようと試みます。しかし、どうも、怪しい。怪しいすぎるのでバックする事に決めました。

しっかりと後方5点を確認して進入時の辺りまで車を戻します。がしかし、けん引車のバックは難しく、真っ直ぐに戻らず、「くの字」に折れた状態になってしまいました。

でも、焦らず、再度左折を試みます。先ほどよりも我慢してハンドルを切りました。
すると、なんとか左最後輪が通過出来るくらいの余裕が出来ました。右側もなんとか通過できそうです。慎重にS字を進みます。そして、出られました。
このときも、台車のタイヤが目視できていたから、かなり確実に運転することができました。
けん引5
↑こんな感じで、後ろを振り返ると直接見えちゃうんです。
左側が運転者、左を振り返ったときの構図です。


私は、いままでサイドミラーを見て、タイヤが縁石に擦らないかを確認していたので雲泥の差です。
これが「本日の合格の分かれ目②」でした。

けん引車のS字は、ほんとギリギリに作られていますよね。トラックで後輪を起点にして曲がるのを、けん引では台車の最後輪を起点にして曲がるように意識しなければなりません。これは慣れが必要です。

なんとか、無難にS字を通過できました。

あとは、しっかりと安全確認をして発着場へ戻りました。


試験管さん「降りるまでが試験ですよ」


やり遂げました。


◆4輪自動車の免許をコンプリート!

大型2種、大型特殊2種、けん引2種を取得したので、4輪自動車免許はこれで完結です。
ほんと辛いもの、あっさりと取れちゃうものとあり不思議です。

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◆費用

■けん引1種  5回 22,300円(4,050円*5=20,250円と2,050円の22,300円)
し大型2種   1回 34,900円(学科試験4,800円と2,850円と取得時講習27,000円と250円※)
・大型特殊2種 5回 23,000円(4,050円*5と2,050円)
・けん引2種  1回 6,100円(4,050円と2,050円)

※大型2種と大特2種を同時に申請したので、併記手数料の250円になりました。

上記の免許取得のために教習所に通うと、結構な金額になると思います。
一発試験では、費用が抑えられらの嬉しいですね。

◆最後に

今後は、自動二輪の一発試験編になります。
普通と大型を並行して受験していく予定です。

最後まで、お付き合いありがとうございました。
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