2022年9月、今年もGoProの季節になりました。
GoPro HERO 11 Black が届いたので Review!
GoPro HERO 11 Black が届いたので Review!
■初稿:2022年9月21日 ■更新 なし
blogの目次
http://fridaysbeer.tokyo/archives/18643897.html
◆GoPro HERO 11 Black の進化
大きくピックアップすると以下の通りです。
・10bitカラー対応
・センサーの刷新
・水平ロック機能の強化
・標準バッテリーの変更
・UI変更
・ナイトエフェクト
10でもかなり出来が良かったので、そこからの進化は僅かですが、10bitになった事だけでも買い換える意義があります。
以下、個別に見ていきましょう
細かく変化する方が綺麗に見えるということです。
※ SONYのデジカメなどの動画は、基本的に8bitです。しかし、SONYの動画収録向けミラーレスα7SⅢ(ボディで50万)は10bitです。最近の高級動画用ミラーレスは軒並み10bitになりつつあります。
では、どんなときに、8bitと10bitの違いがでるか。それは、空を撮影したときです。青空、曇天、夜景、などの空の色はとてもとても細かく、太陽の光の入り方によってとても細かく色が変わっていきます。朝 朝陽、夕陽など、その細かな色を細かく表現・再現できるかどうか、そこに違いが出ます。
このとき、色が滑らかに変化するのではなく、各ピクセル単位で飛躍してしまうことを「バンディング」と呼びます。動画を編集しているとき、このバンディングを起こしてしまうかどうか、ビット数の違いによるんです。
このように空などを撮影する場合いに強く影響を受けるのが「bit数」の違いです。
GoPro HERO 11 Black は、従来の8bitから10bitに大きな進化を遂げました。野外アクティビティを撮影するアクションカムならば、空の色はとても大事です。また、普段からも色の滑らかな変化という恩恵を受けられるでしょう。
よって、この一点だけでも、GoPro HERO 11Blackを買うメリットはあります。
従来のセンサーサイズは、「16:9」のアスペクト比でした。しかし、11では、「8:7」のアスペクト比に変更しています。これは縦動画に対応すべく変更されたものと思います。TikTokなどの縦型SNSへの投稿を意識したものでしょう。あとはYouTube shortへの投稿などでも使えます。
これが、GoPro HERO 11 Black では、Maxレンズモジュールなしで使えるようになりました。また、10までは1080pでしたが11で4Kでも水平ロックが使用可能になり、かなり使えます。
GoPro HERO 11 Black では、このEnduroが標準で付属するようになりました。
青いバッテリーでは、氷点下を下回ると寒くて、まだ残量が残っているのに一気にシャットダウンする事がありましたので、冬場に寒冷地で使う人には大きな変更点だと思います。
従来の内容に加えて「コントロール」という項目が増え、イージーモードとプロモードが設けられています。これは簡単に撮影できるおまかせ設定にするか、自分で細かく設定をするかを決められるというこですね。
◆新しいナイトエフェクト
なにやら、タイムラプス撮影時に使える機能が増えたようです。
いままでは、自分で設定しなければいけなかったことが、この画面で1発で設定できるようになったみたいです。
登山やキャンプなど、夜間に撮影する機会があるアクティビティで便利に使えそうですね。スタートレイルなどは後日使ってみたいと思って今更
デザインは全く変わっていません。しかし、機能面では大きく進化を感じます。夜間の暗所撮影時のノイズの乗りかた、色の諧調具合は、実感できる違いだと思います。
10から買い替えるか迷っているという人は、10bitに魅力を感じるのなら買い替えで、10で十分に綺麗で満足しているというのであれば、買い替え不要です。9以前の人は、いますぐに買い替え推奨します。きっと、性能の違いを大きく感じます。特に手ぶれ補正は他に追随を許さない強さです。
GoPro HERO 11 Blackは、大きな変化は少ないですが、ブラッシュアップされて熟成されてきたという印象を持ちます。
次回、私のGoPro HERO 11 Blackの装備をご紹介しようと思います。
熱停止しない対策や、フィルム、ケース、グリップなど、5からGoProを使い続けて行き着いた物はなにかなど。そちらも是非、お読みいただければ幸いです。
◇ blogの目次はこちらから ◇
http://fridaysbeer.tokyo/archives/18643897.html
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◆GoPro HERO 11 Black の進化
大きくピックアップすると以下の通りです。
・10bitカラー対応
・センサーの刷新
・水平ロック機能の強化
・標準バッテリーの変更
・UI変更
・ナイトエフェクト
10でもかなり出来が良かったので、そこからの進化は僅かですが、10bitになった事だけでも買い換える意義があります。
以下、個別に見ていきましょう
◆10bitカラー対応
「10bit」とは、色の諧調のレベルを表した数値です。「諧調」とはなにか。簡単にいうと「黒」から「白」に色が変わっていく間にどれくらいの数のグレーがあるかみたいな感じです。少しずつ黒から白に色が明るくなっていく中で、どれほど細かく変化していくか、これがbit数の違いです。細かく変化する方が綺麗に見えるということです。
※ SONYのデジカメなどの動画は、基本的に8bitです。しかし、SONYの動画収録向けミラーレスα7SⅢ(ボディで50万)は10bitです。最近の高級動画用ミラーレスは軒並み10bitになりつつあります。
では、どんなときに、8bitと10bitの違いがでるか。それは、空を撮影したときです。青空、曇天、夜景、などの空の色はとてもとても細かく、太陽の光の入り方によってとても細かく色が変わっていきます。朝 朝陽、夕陽など、その細かな色を細かく表現・再現できるかどうか、そこに違いが出ます。
このとき、色が滑らかに変化するのではなく、各ピクセル単位で飛躍してしまうことを「バンディング」と呼びます。動画を編集しているとき、このバンディングを起こしてしまうかどうか、ビット数の違いによるんです。
このように空などを撮影する場合いに強く影響を受けるのが「bit数」の違いです。
GoPro HERO 11 Black は、従来の8bitから10bitに大きな進化を遂げました。野外アクティビティを撮影するアクションカムならば、空の色はとても大事です。また、普段からも色の滑らかな変化という恩恵を受けられるでしょう。
よって、この一点だけでも、GoPro HERO 11Blackを買うメリットはあります。
◆センサーの刷新
GoPro HERO 11 Black は、新しいセンサーを搭載しました。GoPro HERO 10 Black でも従来のセンサーを変更して新しいものにしましたが、11ではさらなる変更を加えています。従来のセンサーサイズは、「16:9」のアスペクト比でした。しかし、11では、「8:7」のアスペクト比に変更しています。これは縦動画に対応すべく変更されたものと思います。TikTokなどの縦型SNSへの投稿を意識したものでしょう。あとはYouTube shortへの投稿などでも使えます。
◆水平ロック機能の強化
GoPro HERO 10 Black では、Maxレンズモジュールをつけることによって、360度カメラを回転させても水平を維持する機能が使えました。これが、GoPro HERO 11 Black では、Maxレンズモジュールなしで使えるようになりました。また、10までは1080pでしたが11で4Kでも水平ロックが使用可能になり、かなり使えます。
◆付属バッテリーの変更
10までは、青い標準のバッテリーが本体に付属しており、オプションで「Enduro(エンデュロ)」という寒冷地使用のバッテリーがありました。GoPro HERO 11 Black では、このEnduroが標準で付属するようになりました。
青いバッテリーでは、氷点下を下回ると寒くて、まだ残量が残っているのに一気にシャットダウンする事がありましたので、冬場に寒冷地で使う人には大きな変更点だと思います。
◆UI変更
GoPro HERO 11 Blackから、新しいUIになりました。従来の内容に加えて「コントロール」という項目が増え、イージーモードとプロモードが設けられています。これは簡単に撮影できるおまかせ設定にするか、自分で細かく設定をするかを決められるというこですね。
◆新しいナイトエフェクト
なにやら、タイムラプス撮影時に使える機能が増えたようです。
いままでは、自分で設定しなければいけなかったことが、この画面で1発で設定できるようになったみたいです。
登山やキャンプなど、夜間に撮影する機会があるアクティビティで便利に使えそうですね。スタートレイルなどは後日使ってみたいと思って今更
◆まとめ
最後に、とりあえず、手元に届いて少し使ってみた印象を書きます。デザインは全く変わっていません。しかし、機能面では大きく進化を感じます。夜間の暗所撮影時のノイズの乗りかた、色の諧調具合は、実感できる違いだと思います。
10から買い替えるか迷っているという人は、10bitに魅力を感じるのなら買い替えで、10で十分に綺麗で満足しているというのであれば、買い替え不要です。9以前の人は、いますぐに買い替え推奨します。きっと、性能の違いを大きく感じます。特に手ぶれ補正は他に追随を許さない強さです。
GoPro HERO 11 Blackは、大きな変化は少ないですが、ブラッシュアップされて熟成されてきたという印象を持ちます。
次回、私のGoPro HERO 11 Blackの装備をご紹介しようと思います。
熱停止しない対策や、フィルム、ケース、グリップなど、5からGoProを使い続けて行き着いた物はなにかなど。そちらも是非、お読みいただければ幸いです。
◇ blogの目次はこちらから ◇
http://fridaysbeer.tokyo/archives/18643897.html