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取得時講習の1日目
応急救護処置講習を受けてきました。


■初稿:2022年8月27日  ■更新:2022年8月27日

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http://fridaysbeer.tokyo/archives/18643897.html

◆取得時講習とは

昔は、一発試験で合格すればすぐに免許をくれました。しかし、少し前から、「それではダメだ。事故が増える。」という事で、取得時に講習を受けることが義務付けられたようです。

二種免許がはじめての人は、必ず受けなければ免許をもらえません。ただし、例外あり。

◆取得時講習の予約

まず、「取得時講習を受けられる先があるかどうか」が第一関門です。免許センターで合格後に説明をしてくれますが、千葉県内でも講習を受けられる所は数カ所しかありません。そのリストをくれますが、そこがやっているかどうか、受けられるかどうかは電話をしてみないと分かりません。

これ、とても不思議なんですよね。一応、運転免許センターで試験に合格すれば、運転免許を取得できはずなのに、それに必要な取得時講習をやっているところがほぼ皆無という制度。なんでも、いまはみんな教習所経由で免許を取得するから、教習所も取得時講習では利益がなくやらないんだとか。そうなら、ちゃんと免許センターで講習を実施する制度設計にしてほしいですよね。講習を受けて免許をもらえる期間も限られているので、いつやっているのか分からないような仕組みでは、ちょっと困りますよねぇ。

はい。本題に戻ります。

私は、最寄りの自動車教習所2カ所に電話をしました。1件目はやっていないとのこと。2件目に電話を入れると、「今月はもうないから、来月の◯◯日と◯◯日だったら受けられます」とのこと。約1ヶ月先ですが予約を入れました。これは比較的速く受けられる方なんじゃないかと思います。

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私が利用させて頂いたのは、「千葉県自動車練習所」さんです。とても歴史のある自動車学校です。「教習所」ではなく「練習場」と呼称するところにこだわりを感じます。詳しい歴史は、略して「ケンレン」さんのHPを覗いてみてください。ちなみに、取得座講習についての記載はありませんでしたが、電話で問い合わせると親切に教えてくれます。

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さて、そのケンレンは、のどかな立地にあり、コースなどは広々としています。若干、施設はオールド感を演出しています。昭和な感じの学校の教室っぽさもあります。

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そして、隣の敷地はとても不思議な場所でした。パトカーがわんさか停まっています。そして、なぜか道路が再現されており、その中で白バイが練習をしているんです。そこは、きっと警察関係の練習場なんだろうなぁ
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(後から送迎バスのドライバーさんに教えて頂いたんですが、どうやらこの敷地は元運転免許センターらしいです。「さかつき?」とか言っていました。全く知らなかった。)

講習は午前からなので、お昼ご飯は近くにセブンとローソンがあるり、そこで調達出来ました。

こちらのケンレンさん、とても感じの良い職員さんばかりでした。雰囲気はとても好きな感じがする場所でしたねぇ。

さて、当日は、まずは、受付で講習代27,000円のお会計。試験代よりも高額なのがなんですが。

◆取得時講習の内容は2つ。

①大型旅客車講習(2日目)
→シュミレーターや、実車で運転をします。
②応急救護処置講習(1日目)
→いわゆる「救命講習」です。

順番は、②から先でした。

◆午前中は「シュミレーター」

まず、1時間だけ、シュミレーターをやりました。
夜間のシュミレーションです。なぜか普通2種のタクシー版をやりました。きっとバス版がないんでしょうね。でも、せっかくの機会なので楽しんでやることにします。

しかし、やってみるとこれがまた酔うんです。30インチ位のモニター3枚なんですが、盛大に気持ち悪くなり、途中でギブしました。もう1人一緒に受けた方もダウン。ほんとつらかった。できればもうやりたくないんですが、もう一度、悪路走行版が2日目にあるようです……。

内容は、路上でお客さんを乗せて、「そこ右に曲がって」とか、「そこに止めて」とかのワガママなオーダーを実行したり、自転車が飛び出してきたり、対向車がはみ出してきたりするゲームみたいなのでした。

◆午後から「応急救護処置講習」

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お客さんに万が一のことがあったときに、救護にあたるため、その知識を得ることがこの講習の目的です。
私は、消防署などで行なっている上級救命講習を受けていたので、内容がほぼ同じで確認作業のような時間になりました。

また、受講者が私ひとりだったので、時間が余り過ぎて……。

◆まとめ

こうして、取得時講習の1日目が終わりました。合計7時間の講習長かった。
また、後日、2日目の旅客車講習を受けにきます。


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