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一発試験を多く受けた経験から分かったこと
試験に受かるには何をすべきかのポイントを分析



■初稿:2022年8月15日  ■更新 2023年2月6日

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◆合格に必要なことは「技術」と「お作法」

端的に書いていくと、合格するためには次の2項目を満たせばいいんです。

①運転技術
→これは、当該試験車両をしっかりと運転が出来ること。つまり、思い通りに動かせることです。各免許ごとに特別課題があり、それをこなせるかです。

②法定走行
→法規に従った走行です。主に安全確認です。乗車時、走行時、降車時、それぞれで守らなければならないルールがあります。

◆意外にできない法規走行
一発試験を受けたことが少ない人は、大方、皆さん運転技術を重視しているように見えました。
しかし、ここ何ヶ月か、試験場に足を運ぶ回数が多く、他の受験者の方を数多く見てきた私には、皆さん、ルールを無視して走っているように見えました。

そして、各免許によって、運転技術と法定走行の比率が異なるように感じました。ちょっと、細分化して検討して見ましょう。

・四輪車の場合
1種免許だと運転技術が勝負どころです。そして、それを行う上でしっかりと安全確認等を行うこと。

これが2種免許になると、運転技術は出来て当然レベル。勝負どころは法定走行です。安全確認や右左折時の巻込み防止策などです。必ず6点確認

四輪のポイントは、左折時の巻込み防止策と大回りをしないことです。ここで小刻みに減点が積み重なっていくことを警戒をしましょう。

・二輪車の場合
二輪の試験を見ていて感じたのは、結構、皆さんバイクには乗れてるんです。運転そのものはできている人ばかり。

でも、キープレフトや方向指示器を出すタイミング、安全確認など、法規走行が全くできていない人を散見しました。そういう人は、特別課題に入る前に試験中止になっています。

いま一度、教本などで右左折時の走行方法を確認した方がいいです。

二輪で右折するとき、道路の左側から一気に曲がる人がいました。本来は、一度、安全確認をして道路中央に寄ってから、さらに右折の安全確認をするのが正しい走行方法だと思いますが違うんですかねぇ。

あと、特に二輪は一歩橋で粘る人、スラロームが遅すぎる人ばかりでした。(大型の人です)

この間、二輪の試験は30名ほど受けてきましたが、結局、最後の方の課題である「急制動」まで行った人は1人もいませんでした。厳しいですねぇ。

◆一発試験で合格するためには
運転技術も大事ですが、それ以上にルールに沿った走行が大事です。もし、未だ合格に届かない人は、一度、自分のやり方が正しいのかを再確認してみてください。

【追加】
2023年1月 普通自動二輪に合格しました

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