世田谷ものづくり学校で、ALL YOURS さんの2周年を記念したイベント「LIFE SPEC CO-OP」が2017年7月21日と22日開催される。その初日にお邪魔してきました。


 世田谷ものづくり学校とは、旧池尻中学校の校舎を利用し、クリエイターたちがオフィスを構えるものづくりをテーマとした複合施設です。いまは株式会社ものづくり学校が運営・管理を行っています。



 入口は、世田谷公園側から。少し前に世田谷公園はポケモンGOで人がごった返していたが、すっかり忘れ去られたようだ。いつも通りの公園に戻っていた。



 校舎の昇降口に当たる部分から中に入れる。入口に「ALL YOURS」のショップボードがあった。



 建物内に入ると、ALL YOURSさんのスタッフが会場案内図やシールなどをくれる。物販は2Fで行われているので階段を上って2Fへ上がっていく。


 
 教室そのままだ。なんか懐かしい感じの空間が広がっている。物販は16時にスタート。



 開始前は、お客さんは5人くらいしか居なかったが、開始数分後には人がどんどん増えてきた。この日、一番人が食いついていたのは、Raw Law Mauntain warks さんだった。皆、目的のモノがあるのだろう。



 リョウタロウさんが、直に商品説明をしてくれる。よく焼けている。



 はじめは、こんな感じで余裕があった。これがどんどん人が増えていく。

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 TABITIBI tote のX-Pac editionを購入したときに一枚頂いた。



 さらに、このイベント限定で制作されたALL YOURSさんのデニムで作られたTABITIBI toteを購入。限定40個くらいだそうだ。初めてRawlawさんのギアを購入した。でも、これは街使いで使いたい。



 MINIMALIGHTさんも出店されている。いろんなイベントで気になって手に取るんだけど、いまだに購入には至っていない。このお財布いいなぁ。いつも迷ってしまう。



 off the grid でも見かけたTrail Butterさん。この日も試食が行われていた。オフグリでスルーしてしまったので、今回は購入した。メイプル味がおすすめだ。普段、レインボー倉庫のALL YOURSさんでも購入できるようになった。



 そして、アトリエブルーボトルのブースへ。やっぱりベアベルが人気。ブースを覗いていく人は、ベアベルを購入していく。この日は、ザックの受注はなし。ソックスやベアベルとカモのサコッシュが並んでいるだけであった。



 PAC-03のフィッティングはできるみたいだ。あと、コインケースも並んでますね。ちなみに、ソックスのロングの一部の色は、ほつれがあって1000円で販売していたので2足購入した。これはいい買物。



 17時からトークが始まった。スピーカーは、リョウタロウさんと辻岡さん、ALL YOURSの木村さん。テーマは「ものづくり」だろうか。昔のバックデザイナー時代のオーダーについてお話が進んでいった。



 「作りたいモノを作る」的な内容だったと思う。おふたりとも自分のブランドを立ち上げているので、自分の作りたいモノを作るんだそうだ。デザイン性と実用性という問題について、ほんとにそれでいいのか?的な思いを昔されてきたみたいだ。大手の販売元では、いろいろ求められるものがあるらしい。



 「面白と思ったら、やってみる」この言葉が会場を包む。それが大事なのかもしれない。約30分のトークを通じて、個人ブランドを立ち上げた二人の物作りへの思いを聞けた。聞いていて思ったのは、結局、ミニマムなんだなぁと。いい物はシンプルでミニマムだ。余計なモノがない。
 最近思うこともそうなんだけど、良いモノは長持ちするので、そうそう替えることがない。ザックメーカーのお二方だけれども、良いザックは長持ちするので、そう買い換えることはないと思う。複数のザックを使い分ければいいという考え方もあるけれど、使うモノは一つがいいだろう。それがだめになったら買換えだ。だから、欲しくてもいまは手を出さない。
 そんなものづくりのお話を聞いて、この日は会場を後にした。



 帰りがけに、こんなポスターを見つけた。筆者は大のhide世代で、すぐにこのピンクが目に飛び込んできた。モノも歌も良い物はいつの時代も変わらず良い物で在り続ける。


 off the grid のように毎年開催するイベントになって欲しい。


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