
2020年は、山へ行けるのか?
他道府県への、移動自粛のお願いが出ている東京都民はどうするべき?
◆2020年、夏山シーズンはどうなる?
毎年、北アルプスへ行きたい衝動と向かい合う7月。2020年は、コロナ禍により、東京都在住者は「他県への移動は慎重に」というお達しが東京都知事から出ている。また、GO TO キャンペーンの対象からも除外されて、事実上、他県へは行くなといった空気感が漂っている。
他県へ移動するとどうなる?
そもそも、なんで他県移動がタブー視されているのか。「コロナの感染拡大防止」と一言で括ってしまうのは簡単。
まず、自分の視点
・コロナをもらう直接的な身体ダメージ
→体調を崩して、最悪、入院する。
→重症化すると肺炎の症状に似たとても辛い苦しみ
→回復後も数ヶ月はリハビリが必要になるケースもある。
→場合によっては、後遺症に苦しむ。
・コロナによる間接的な経済ダメージ
→軽症でも重症でも仕事を休まざるを得ない。最悪、数ヶ月単位。
→他者からのブーイング。関わりづらい空気感
→場合によっては、親族、友人、同僚など、濃厚接触者などへ波及する。
→職場の閉鎖など同僚にも影響がでる。
次に、他者の視点
→他都道府県在住者からコロナが広がるリスクが上がる。
特に東京都など感染拡大地から
→個々の対策や消毒作業など、通常よりも手間がとても掛かる。
→遭難時に、都市部と異なり、救護体制の資源に限りのある地方では、
救護する人間に過度の負担が掛かる。レスキュー隊・へり関連
→医療施設の規模を東京レベルで考えると大違い。
◆どれくらい迫っているのか。
「大丈夫。自分は罹ってないから」が通用するか?私の住んでいる地域では、もうこれは通用しないと思います。近所でも複数の場所で感染者が出ている。確実に近くにまで迫ってきている。
この大丈夫感覚をやった結果、地方の都市部は感染拡大の傾向に傾きましたよね。
原則、東京都民は自分はもしかしたら罹っているかもしれないと思う方が無難。
◆実はコロナは怖くない?
一部では、コロナは風邪と同じとか、罹っても大したことないとか。免疫によって殺菌されるから平気とか言われています。その真偽は、たぶん、いまのところ分かっていない。そうなのかもしれないし。そうではないのかもしれない。確実なエビエンスが得られない現状では、楽観視せず予防線を貼り続けるしかないのではないでしょうか。◆四六時中、マスクをしなさいというのは間違い?
最近の感染者の傾向から推測すると、飛沫感染が多いシチュエーションで感染したと思われるケースが多い。限られたスペースで近くに密集してお話などして飛沫を吸い込んだか、粘膜に付着したか、手に触れてそれを体内に入れたか。それ以外、周りに人がいなかったり、距離が取れるケース。
絶対に、大声や笑い声を出さないなどのケース。
これらのときは、マスクをはずしても問題ないと思われる。
つまり、射程距離に入ったらマスク。射程外ならノーマスク。
◆山へいってもいいのか。
・車でいく場合家族か、ソロで、人の少ない山域へいき、ささっと登ってささっと帰ってくる分には、感染拡大の機会は少なく、比較的、許容されるケースではないかと思う。
ただし、複数名でわいわい車で行くのはやばいかも。
・公共交通機関を利用する場合
バス・電車で、人が密集している空間に長くいることは非常に危険度が高い。
静かに喋らずじっとしていられる人ならいいが、話に花を咲かせるタイプの人は危険。
いくならソロでしょうね。でも、かなり避けたい。
◆個人的な思い
人は、山へ行かなくても死なない。コロナが収まったら、また楽しめばいい。
他に、迷惑を掛けたり、ハイリスクを追うのは避けたい。
山へ行けても、高尾山や奥多摩界隈や丹沢界隈だろうか。
涼しくなったら、丹沢にいきないたぁ。
今年は、「残念」だと思うしかない。
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