コンパクトなコンパスが欲しい。そんな要望に応えてくれる"Ra-shin"
コンパス持ち歩いていますか? 普段はスマホアプリで現在位置やルート確認しており、紙地図とコンパスの出番はありません。それでも筆者は、万が一の遭難に備えてコンパスはサコッシュの中に必ず携帯している。SILVA Ranger3やSUUNT A-10は、ちょっと嵩張るサイズで鬱陶しく感じていた。そこで、このミニマリストコンパス"Ra-shin 1"を購入した。
メジャーなコンパスの針部分のみでルーペが無いデザインがとてもシンプルだ。普段、ルーペを使うかというと、必ずしも使う場面はそう多くはなく、普段の山歩き程度なら省いても問題ないと思う。もちろん難易度の高い場合には既存のコンパスを使用する事はある。必要に応じて最適のギアを選択したい。
"Ra-shin 1"のスペック
磁気カプセル 直径40mm 指をあてるプレートを含めるとW40mm L67mm H11mm
重量16g
東西南北のラインと30mmの目盛りが赤で印字されている。
"Ra-shin 0"というのもありますが、1の方が良さそうです。
※Ra-shin 0との違い
①カプセル裏のコンパスローズと目盛りを赤印刷に。地図の上にのせても見やすくなっています。②プレートの端に2mm径の穴を開いてます。細引き等を通せば様々な携帯方法を工夫することができます。
パッケージは、"コンパスローズ" "森" "等高線" と3種類ある。表紙のデザインが違うだけで、中のコンパスの使い方指南は同じだろうと予想。この3種類のパッケージには、造り手さんの拘りがあるので、なぜ3種類あるのか気になった方は、このエントリー最後に張ったリンクから販売元を覗いてみてください。
一応、冊子内でコンパスの使い方が説明されているが、ショップ等の講習会に行くか書籍を読んで十分に習得しておこう。筆者は、山をはじめた1年目に地図読みの書籍を購入してみました。
厚さは、11mmと気にならない。サインペンぐらいのサイズだ。
コンパスの端っこに2mmの穴が空いているので、そこにローカスギアの2mmダイニーマラインを通すとちょうど良くなる。なくさないようにサコッシュとカラビナで固定しておこう。
これはベストなコンパスの予感。コンパスを使う場面はそう無いかもしれない。しかし、備えあれば憂いなし。遭難をするのは本人の責任だが、探しに来る人に危険を負わせるのは心苦しい。近年、2時災害が多発しているので、山で生じるリスク管理をしっかりと心がけたい。
このコンパス、販売網が限られていて、販売元のO-Ajyariさんか、さかいやスポーツさんエコー館か、OD-BOX本店さん,MoonlightGear岩本町さん、くらいでしか見かけたことがないかも。
"Ra-shin 1"を販売元は、O-Ajyariです。
コメント