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最近、新しいコンデジ”RX100M7”のお話をしています。

しかし、実はコンデジの更新の前に、本気カメラも更新していました。





フルサイズ機への憧れ。

それは写真を楽しむ人につきまとう悪夢。

そんな悪夢に魘される日々に別れを告げるため、APS-C機からフルサイズミラーレス機へ乗り換えました。もう数ヶ月前かな。


・Canon EOS900Dは山にもってこい


私が初めて買った一眼レフカメラは、CanonのEOS KISS X7でした。いまでもあのカメラは名機だと思っています。コンパクトで軽くてコスパが最高に良いカメラでした。

山をやる人で、写真にそんなに思い入れのない人、もしくはこれから写真を始めようという人にはもってこいのカメラだった。

次に手にしたカメラは、同じくCanonのEOS X9そのすぐ後に、同じくEOS 9000Dでした。

X7と同様、エントリークラスの一眼レフカメラで、センサーサイズはAPS-Cでした。
X7から乗り越えた理由は、AF性能の向上と高画質化に魅力を感じたからです。X9から直ぐに9000Dにしたのは、メーカー整備品でかなり安く出ていたので乗り換えました。差額数千円程度だったかな。

おそらく、Canonが好きな山好きさんには?このシリーズと撒き餌広角レンズの組み合わせが最強なんじゃないかと思います。コスパ面ではとても優れているカメラ達でした。

いまは、新しくEOS Kiss X10が発売されています。
はじめての一眼レフカメラだったら、まずこれがおすすめです。
ファインダーを覗きながら撮影することの楽しみを知ることができる機種です。

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そして、超広角レンズが約3万円ほどで買えてしまうのがCanonの凄いところですね。

Canon 超広角ズームレンズ EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STM

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CanonのAPS-C機を使っている人なら、必ず持つべきレンズですね。
山でガシガシ使っても大丈夫だと思うわれる軽量かつコスパの良い超広角レンズです。
私のブログのいままでのほとんどの山の写真はこのレンズで撮っています。

フルサイズのレンズの高さに比べたら、3万円というお値段がとても安価に思えます。
それと、このレンズとても人気なので、買取価格が高いというのもポイントです。
今日現在(2019年9月末日)で、マップカメラでの買取価格が17500円です。そうだとすれば、ほぼ2万円弱で超広角レンズがしばらく使えるということです。中古を買えばもっとお得になりますね。売却するときは新品も中古でも同じ価格でお得ですし。

それと、今更なんですが、APS-Cのミラーレス機が実は山では無敵なんじゃないかと、たまに思うことがあります。それがこのkiss Mです。このカメラ素晴らしい。

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ボディーのコンパクトさが凄いこと。それに加えて、誰が観ても納得するCanonの色がとても綺麗に感じる一枚に仕上がっていること。一眼に拘りがなければこのミラーレスがいいのかもしれません。お値段もだいぶんお求めやすくなってきましたし。ただ、APS-Cミラーレス専用レンズマウントなので、まだ本数がそれほど多くはないです。レンズに拘る人はこの点をよく調べてからがいいと思います。


さてそて、能書きは置いておいて、なぜα7Ⅲを買ったかというと、とにかく綺麗な写真が撮れる良いカメラが欲しかった。SNSなどでとても綺麗な写真を目にするたび、いいなぁと羨んでしました。


動機は、それだけです。

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・sony α7ⅲを選んだ訳


はじめはキャノンのEOS Rも考えました。あとニコンのZ6も。でも、時代はSONYだという空気を感じました。私が知るお洒落な写真を撮る人がαシリーズが多かった。ただ、それだけの理由です。

CanonもNikonも、確かに良いカメラメーカーだと思います。でも、お洒落じゃない。どちらかというとオタクっぽさを感じる。

その点、富士フィルムはお洒落番長だと思います。あの色味は最高です。次はきっとフジに手を出すと思います。
パナはよく分かりません。
OLYMPUSもよく分かりません。真のお洒落さんはOLYMPUSなのかもしれませんが。

最近の私のポリシーは「物事は王道をいくです」です。王道って高い印象を持ちますが、なんだかんだ脇道を散策して散財するよりもコスパが良いんじゃないかと思います。それにノウハウの蓄積が多いし、周辺機器なども沢山出回っている。

この点では、Leica(ライカ)のカメラが最強なのかもしれないと思います。
他とはやはり、違う何かがあるのを感じます。いつかは手にしてみたいです。

そういうことで、今一番売れているカメラ「SONY α7Ⅲ」にしました。お値段もビックなカメラ屋さんで相談したら、価格うんちゃらの最安値よりもかなりお得な数字にしてくれたので、それもあり購入に至りました。ビックなカメラ屋さんは、相談すれば1番安くしてくれる。是非、相談しましょう。


・半年ほど使ってみて


まず、UIはCanonの方が断然に使いやすかったと感じました。SONYのUIは、かなり足りない感じです。なんかこう散らかっている感じがします。
あと、モバイルアプリもCanonに軍配が上がります。かなり使い勝手が違います。SONYさん、もっともっともっと頑張ってください。

カメラ自体の使用感は良いです。とてもコンパクトで。コンパクトさが売りのα7Ⅲなだけあります。小指が余る問題は、また後日、書きます。

しばらく使って、正直、カメラ本体よりもレンズによって写真は左右されると感じました。
カメラ本体と手元に3本レンズがあります。このレンズたち、それぞれ絵が違うんです。

・フルサイズはレンズが高い


現在、私が所持しているフルサイズのEマウントレンズはこの3本です。

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SEL24105G
もっともよく使う万能ズームレンズ。
作風も柔らかい感じで、山でも良いものが撮れます。α7Ⅲのスタンダードレンズといった立ち位置のレンズ。基本、このレンズをつけています。街でも重宝します。

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FE 24-105mm F4 G OSS 



SEL1635Z

超広角レンズです。ツァイスのレンズは、はじめてだったんですが、カリカリの絵が撮れる印象をもちました。オールドっぽい作風になる印象です。ちょっと山には向かないかもといまは思っています。仕方がないので、街撮りで使おうと思っています。画角的には素晴らしい。

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SEL55F18Z
ポートレート最強の神単焦点レンズ。α7Ⅲを買ったらこれも買うべきレンズ。
F1.8の明るさとぼけ味は最高です。しかも、コスパがとても良い。f1.8のボケは、フルサイズの味わいを存分に感じられる。この単焦点レンズで、私は人物のポートレート撮影の味をこのレンズでしめました。撮っていて1番楽しいレンズかもしれないです。
今後は、単焦点の35mm.135mm.と、望遠レンズが欲しいと思っています。
できれば、24mmのGMも欲しい。


・その他の雑感

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フルサイズの写真は、モニターで見ている限り、何かが決定的に違うといほどの違いをまだ感じられていません。APS-C機でも充分に綺麗なんだと、改めて実感している段階です。
ただ、やはり、フルサイズのカメラを持っているという所有感は素晴らしくいいです。このカメラを使いこなせるか分かりませんが、日々、発見があり、とてもカメラで写真を撮ること、動画を撮影することが楽しいです。

1番の不満点は、EVF(電子ビューファインダー)が荒すぎることです。ファインダーを覗き込んで撮影をするとき、あまりの酷さにげんなりすることも多々有りますが、なんとなくで撮るしか有りません。この点は、後継機種で改善されていくことでしょう。現にα7R4では、改善がされてのかな?

小指あまり問題は、純正クリップを着けたら、これが凄くよかった。むしろ、コンパクトさよりも握りやすさを取った方が良いんじゃないかといまは思っています。詳しくは、また別に詳しく書きます

お値段がお高いので、なかなか踏み出せない方も沢山いると思います。だけど、フルサイズカメラを一度は使ってみることをお勧めします。写真の表現の幅が広がり、写真を撮っていることを強く実感することが出来るからです。


写真や動画は、あなたやあなたの家族・友人の姿や思い出を記録に残すことができるツールです。日々の過ぎ去る時間のなかで、大切なものをあなたの目と手で切り取っていきましょう。拘らなくたっていいんです。見ている人の気持ちが満たされる一枚であれば。それは素敵な思い出なんです。

SONY ミラーレス一眼 α7 III
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