春の暖かさを感じに、春の棒ノ折山を山歩。
 
  4月下旬の週末の朝、「しまった。うっかり、目覚ましの時間を1時間ほど間違えてしまった。これでは待ち合わせに遅刻してしまう。」 そんな朝から始まった日曜日。気を取り直して、待ち合わせには間に合わないが池袋駅から特急電車で時短を試みる。


 西武池袋線池袋駅から、「ちちぶ号」で約39分、埼玉県にある飯能駅に着く。意外に飯能は都心から遠くないのかもしれない。いままでの筆者のイメージは「遠い」だっただけにあっさりと着いたのに驚いた。さらに、特急券は500円とリーズナブルなのでおすすめだ。これぞ時間をお金で買うという行為。早く着くとバス停で先頭の方に並べるので約40分もある「さわらびの湯」バス停まで座っていける。山のバスは揺れるから、立ちっぱなしは避けたい。

  飯能駅といったら、アニメ「ヤマノススメ」の作中の街だ。いわゆる「聖地」というやつだ。バスもヤマノススメラッピングが施されており、車内に至るまでキャラクターがぎっちりだ。もう数年前なのに、未だに使っている。
 

  車内も凄かった。至る所にアニメのキャラクターがいる。確か主人公の子は「雪村あおい」ちゃんだったか。


とにかくあちらこちらに、キャラが満載だ。


天井にもばっちり。


手すりなどにも、小さく貼られていた。


  この日乗ったバスは、ギチギチの満員バスとなった。大学生くらいの集団が大きな声で喋り散らしていた。都内のバスなんかは皆静かだが、何故か、山関連のバスは皆騒ぐ。もう少し小さい声で話して欲しい。 いつでもどこでも他者に配慮を忘れずに。
 
 
  今回は、さわらびの湯からスタートし、棒ノ折山〜岩茸石山〜高水山〜軍畑駅のルートを選択した。最高の青空が広がる山歩日和だ。 


  さわらびの湯バス停から5分ほど歩くと、名栗湖の有間ダムに差し掛かる。地図で見るとただの湖だが、実際に見ると感動するほど綺麗な光景が待っていた。


ダムを通り過ぎて暫く歩くと、取り付き口がある。ここから暫く有間川沿いの渓谷歩きを楽しめる。約1時間ほどの沢歩きが始まる。


  時期的に春先なので、新緑の始まりを感じる緑が続く。沢の音と、時折聞こえてくる鳥の唄声が心地良い。この日が晴れていたせいか、まずまずの人がいた。


  沢登りをしているパーティーも見かけた。沢登りはまだ未経験なので、どんなもんなのか暫く眺めていた。先日、放送されたクレイジージャーニーの外道クライマーさんの印象が強く残っているためか、このパーティーの人達は意外に普通にみえた。もっとガツガツしているのかと思いきや、結構、のんびりと楽しんでいた。


  先へ進むと、途中、ちょっとした鎖場があり、人々を楽しませている。 10mに満たない程の鎖場だが、きっと子供なんかには楽しいと思う。冒険的要素は大事だよね。


さらに先に進み、渓谷歩きを終え、棒ノ折山に続く尾根へ上がって行く。


そして、さわらびの湯湯から、約2時30分程で棒ノ折山山頂に到着。山頂は東側が開けており、この日は埼玉ドームやスカイツリーなどまでよく見えた。 久しぶりの晴天だ。
 


  山頂は、人で賑わっていた。高尾山よりは少ないが大山よりは人が多い位か。皆、色々な食べ物飲み物を持参して来ていた。人の食事風景から発見があり面白い。



  この日は、とてもいい空の青だった。


  棒ノ折山を後にして、岩茸石山へ進むと。こちらの岩茸石山もまた山頂からの眺望が良かった。そして、なにより人がほぼおらず、贅沢な空間を楽しめる。


  いま歩いて来た棒ノ折山を振り返る。山並みが綺麗だ。その先は雲取山や奥秩父方面の山々だろうか。
  高水山方面へ進み、山頂は避けて巻道を行くと常福院というお寺?がある。ここには綺麗なトイレもある。


あたり一面に紫色が広がっている。ちょっと不思議な空間というか、人の気配は無いのに、綺麗に手入れされた場所という感じ。


  常福院を後にして、林道を少し歩くと釣り堀屋さんがあった。看板があったので覗いてみると、なんと!「ビール¥250」があるじゃないか。これは寄るしかない。


  ビールを頼んで、ご主人とお話ししたところ、山女魚の燻製があるという。


  いかにも焼魚という空気満載の炭火焼きが登場した。


  小生は、ビールと🍺チップスターのコンソメ味を味わいご満悦だ。


  いい気分で、軍畑駅に向かう。


  駅に着いてから、駅前の商店でアイスを購入して電車を待つ。軍畑駅は単線のようで線路もホームも一つしかない。今まで気づかなかった。


さぁ、帰路につこう。
帰り道の途中にある吉野家に寄って、締めのビールを身体に流し込む。まるで生理食塩水の如く身体に馴染む。


  棒ノ折山は、想像よりも良いところだった。埼玉県側からの渓谷歩きは、ちょっとした沢歩きだ。夏場は暑そうなので、また暑さが引いたら行ってみようかな。

春の棒ノ折山山歩でした。